台風2号による大雨対応、物価高騰などに対する市独自の新たな支援策の策定について（令和5年6月15日）

　6月初め、日本各地で大雨が降りましたが、鎌ケ谷市でも6月2日から同3日にかけて、総雨量239ミリの大雨に見舞われました。市内では、床上浸水2軒、床下浸水7軒などの被害が出ましたが、被災された皆さまには心からお見舞い申し上げます。
　市では6月2日午後7時に災害対策本部を設置しましたが、翌3日まで、私も市役所で災害対応の指揮に当たりました。今回は、この時期にしては珍しい大雨になりましたが、梅雨や台風シーズンを控えて、防災体制や防災用備品など、常時検証しつつ、しっかりとした備えをしてまいります。

　物価高騰などの影響を身近に感じていらっしゃる市民や事業者の皆さまも多いのではないでしょうか。市では、市民生活の支援につながるように、国の交付金などを活用し、新たな市独自の支援策を策定いたしました。国からの認定状況を見ながら、必要となる補正予算を市議会6月会議に上程し、早期に市民の皆さまの支援につながるよう取り組んでまいります。

　未就学児や高校生(2年・3年)等の子どもについて、1人当たり1万円を給付します。(小・中学生及び高校1年生への給付は県事業として別途実施)

　消費下支え・事業者支援のためキャッシュレスでの決済に対し、ポイント還元(還元率15パーセント予定)を行います。

　小・中学校、保育所等、幼稚園の給食の賄(まかない)材料費について、物価上昇分の負担を、公費で補てんします。

　こども食堂の運営に際し、食材費や光熱水費などの一部助成を行います。

　住民税非課税世帯・住民税均等割のみ課税世帯などについて、1世帯当たり3万円を給付します。

令和5年6月15日

鎌ケ谷市長　芝田裕美