鎌ケ谷市議会定例会12月会議、太陽光発電設備の設置及び管理に関するガイドライン（案）（令和7年12月1日）

鎌ケ谷市議会定例会12月会議に、福太郎スタジアム（市営陸上競技場）などの施設の利用時間の延長、コミュニティセンターやスポーツ施設などの使用料の改定にかかる条例改正など、議案10件を提出させていただきました。
施設の利用時間の延長については、夏の朝の涼しい時間帯、就業前の時間などに市民の皆様がご利用いただけるよう、令和8年度から開始時間を福太郎スタジアムでは、5月から9月までの間、これまでより4時間早い午前5時から、福太郎テニスコート（市営庭球場）では、1月から4月及び10月から12月までの間、これまでより2時間早い午前7時からの利用開始とする案となっています。
また、公の施設の使用料については、18年間大規模な見直しは行わずに据え置いていましたが、施設の維持管理コストに対する使用料収入の割合が約5パーセントであり、施設の適正な維持管理など、様々な観点から使用料について検討を行ってまいりました。その結果、令和8年度から現行の額と比べ平均48パーセントの引き上げを行う案となっています。持続可能な行財政運営のため、利用者の皆様にはご負担をお願いすることとなりますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

地球温暖化防止を目的に再生可能エネルギー設備の普及を図っていますが、大規模な太陽光発電パネルの設置については、景観や安全性に対する不安などから、鴨川市をはじめ様々な場所で議論となっています。本市では、現在、このような事案はありませんが、太陽光発電設備の適切な設置・運用を促し、地域社会との調和を図ることを目的として、「太陽光発電設備の設置及び管理に関するガイドライン（案）」を作成しました。現在、パブリックコメントを実施していますので、本ガイドラインをより良いものにするため、皆様からのご意見をお待ちしています。

令和7年12月1日

鎌ケ谷市長　芝田　裕美