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ありのみ便り 令和4年11月15日号

更新日:2022年11月15日

ワカタネの地名の由来

 25年前の1997年11月16日、鎌ケ谷市はニュージーランド・ワカタネと姉妹都市の協定を結びました。
 以来、両市の中高生らが交互に訪問してホームステイするなど交流事業を続けてきました。ところが、新型コロナウイルスの世界的感染拡大で、人的交流は3年前に鎌ケ谷市の中学生らがワカタネを訪れたのを最後に中断。今年は節目の25周年なのですが、新型コロナの収束時期が見通せない中、記念イベント等はできませんでした。今後の計画も未定ですが、せっかくの25周年ですので市は記念プレートを作ることにしました。記念プレートは今年度中に市総合福祉保健センター前に設置されます。
 ところで、「ワカタネ」という地名の由来をご存知ですか。鎌ケ谷の地名の由来は、室町時代の記録に残る「蒲萱」が「鎌ケ谷」になったのではないかとも言われています。語源としては、台地に挟まれた釜形の谷、大量に水の湧くカマ(穴)のある谷、蒲(カマ・ガマ)の群生している谷などが考えられるのですが、正確なところはわからないようです。
 一方、「ワカタネ」の由来は、はっきりしています。ワカタネ市のホームページに説明がありました。それはニュージーランドの先住民マオリ族の伝説に基づくとあります。伝説の概要は以下の通りです。
 「昔、マオリ族がニュージーランドに移住を始めた頃、マオリの人々を乗せた一艘のカヌーが現在のワカタネの海岸に到着しました。男性は女性をカヌーに残して陸地の安全を確かめるため上陸しました。するとカヌーが沖に流され始めました。マオリ族には女性がカヌーを操縦してはいけないという厳しい掟があったためカヌーは荒波にもまれどんどん岸から遠ざかります。その時、ワイラカという娘が『キア・ワカタネ・アウ・イ・アハウ(私が男性のように振る舞います)』と叫びパドルを漕いで、無事にカヌーを着岸させました」
 このワイラカの叫び声(ワカタネ(いこーる)男性のように)が地名の由来だったのですね。ワイラカの勇敢な行動をたたえ、ワカタネ川河口の岩の上にはワイラカのブロンズ像が建てられているそうです。
 早く新型コロナが収束し人の交流が再開され、鎌ケ谷市民がブロンズ像を、ワカタネ市民が25周年記念プレートを見られる状況になってほしいものです。



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