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第6回先進地視察 現地拡大ワークショップ 「町田市におけるアダプト・ア・ロード事業」

更新日:2018年6月25日

「自分たちの手で、自分たちの住むまちをもっと素敵なまちへ」

町田市アダプト・ロードの様子

 南町田駅の年間来降客数は750万人。

 町田市では、市民・事業者・他の行政機関と連携して「安全で快適な道路環境」を目指しています。

 「自分たちの住むまちを、自分たちの手でもっと素敵なまちへ」というコンセプトで、市民団体のみなさんとともに、2005年度、アダプト・ア・ロード事業という制度を発足しました。


活動団体

町田市アダプト・ロードの様子

 2008年度、管理協定を締結している団体の数は22となっており、中には保育園や高等学校・大学という団体も多数活動を行っています。

 それぞれの団体の活動内容は、道路における美化活動・道路用地における園芸活動・案内看板の設置維持管理活動・不法投棄監視活動等です。道路擁壁に壁画を作成する取り組みも活動の一つです。


「NPO法人 境川緑のルネッサンス」

看板

 他のNPO法人から町田市へ提出された「境川散策路構想」の一部を市民の手で実現するために、平成14年より活動をスタートし、平成15年にNPO法人を設立しました。

 現在の活動会員数は32名。「快適な公共空間の創造」と「景観まちづくり」を目指す市民活動団体です。

 活動フィールドは「境川鶴間せせらぎ広場」を拠点とする「旧鶴間郷」で、「水辺の空間づくり」「川の文化づくり」「快適なまちづくり」という3つのテーマに取り組んでいます。 メンバーは活動テーマを選択して自由に活動を行うことができます。

 10月は、違反広告物撤去、せせらぎ広場維持管理作業、境川環境パトロール、東京女学館の土手の草刈を行っています。


町田市アダプト・ロードの様子

ワークショップの様子

 アダプト・ア・ロード制度を活用して行っているのが、南町田駅より境川に至る「鶴間緑と花のプロムナードづくり」です。平成20年3月には市へ「境川・鶴間景観計画づくり」を提案しました。


メンバーの感想 視察を終えて

視察を終えて、車中での感想発表

境川・鶴間公園マップ

  • 「境川・鶴間公園マップ」はとても参考になりました。手作り感があり、低コストで製作しているところがよい。1冊300円で販売されていたが、2年間で完売となった理由が解ります。
  • 活動のスタンスとして、行政から指導されるではなく、自ら呼びかけて自主的に行っているということが強く感じられました。
  • 境川流域を楽しく歩くことができました。河川敷にはゴミがなく、住民の皆さんの意識の高さを感じました。3年程前に不法投棄が多かった場所とは思えませんでした。
  • 子どもたちや高齢者の皆さんにもやさしく、休めるところの必要性を感じました。
  • 行政に求めていくことより、自分たちで周りに声をかけることで「まちは変わる」ということを学びました。
  • ATM鎌ケ谷は高齢の人々が多いので、若い人々も一緒に取り組んでいくことが課題。「企画する人」と「参加する人」がいてもよいという境川緑のルネッサンスの人たちの考え方を参考にしてみたい。
  • まちづくりのポイントを見出していかなければならない。
  • 鎌ケ谷では植栽帯の草刈を初めて行ったが、継続していくことが大切だということを再確認しました。
  • 歴史を感じられるような田園型と、開発された住宅街やショッピングモールの都市型をうまく融合していると感じました。

問い合わせ

都市建設部 都市計画課 まちづくり室

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎4階

電話:047-445-1433

ファクス:047-445-1400

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