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ありのみ便り 令和7年5月15日号

更新日:2025年5月21日

公共インフラの老朽化

1月28日に発生し1人が亡くなった埼玉県八潮市の道路陥没事故は、本格復旧まで5年から7年かかるようです。
現在は破損した下水道管の下水をバイパス管で流していますが、下水道本管の復旧はこれからです。
事故は、腐食で破損したコンクリート製の下水道管に土砂が流れ込み、道路が陥没して起きたとみられます。一般にコンクリートや鋼材でできたインフラ設備の耐用年数は50年前後といわれます。八潮市の下水道管は1983年から使用されているので、40年以上経っています。
鎌ケ谷市は八潮市の陥没事故を受け、1月31日と2月3日に下水道の主要幹線約16キロメートルの緊急点検を実施しましたが、道路の陥没やマンホール内の土砂堆積などは確認されませんでした。このほか、令和3年度から下水道のうち特に重要な幹線約30キロメートルについて、テレビカメラや目視による点検を実施中です。これまでに約6割が完了し、大規模な改修が必要な箇所はありませんでした。今後も残る部分の点検を続けていきます。
どんなモノも経年による劣化は避けられません。特に、下水道、道路、橋、建築物などの公共インフラの多くは高度経済成長期以降につくられており、今、耐用年数を迎えています。劣化による不具合を事前に見つけられないと今回のような大事故を招いてしまいます。
公共インフラの老朽化問題が顕在化したのは、2012年の中央自動車道笹子トンネルの天井板落下事故でしょう。天井板が約140メートルにわたって落下し3台の車が下敷きとなり9人が亡くなった大事故でした。トンネルは供用開始から35年でしたが、原因は天井板を吊っていた接着系ボルトの強度不足と維持管理体制の不備とされています。筆者はあの事故以降、高速道路のトンネルを通るたび気になって天井を見上げるようになってしまいました。
老朽化した公共インフラの事故を招かないためには、不具合が生じる前に対処する「予防保全」が必要です。
鎌ケ谷市では、予防保全を含めた公共インフラ管理の基本方針「公共施設等総合管理計画」を策定しています。平成29年度から令和28年度まで30年間を見据えた計画ですが、時代の変化に応じて見直しを行い、持続可能な公共インフラを目指していきます。

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総務企画部 企画財政課 企画政策室

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階

電話:047-445-1073

ファクス:047-445-1400

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