更新日:2022年1月31日
手形を披露する新人の10選手
北海道日本ハムファイターズの2020年新入団選手歓迎式典が1月12日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアム(鎌ケ谷市中沢)の屋内練習場で開かれました。
今年の新人は、ドラフト1位の河野竜生投手(JFE西日本)ら10人。選手たちが入場すると、約1000人のファンらが大きな拍手で出迎えました。壇上で、一人一人が清水聖士市長に転入届を手渡し、10選手は敷地内の勇翔寮で生活する鎌ケ谷市民となりました。清水市長は「スタジアムは梨畑に囲まれ、誘惑するネオン街もないので野球に打ち込めます。11万市民全員で応援しますので、早く1軍に上がってバリバリ活躍してください」と激励。記念品の梨や梨サイダーが贈られたほか、市内の少年野球の選手たちからは花束が贈呈されました。
続いて、ファンとの交流イベントが行われ、選手たちが描いた似顔絵や書き初めが披露されました。質問コーナーでは「好きな食べ物は」「対戦したい選手は」などのほか「彼女はいますか」との問いも飛び出し、「ファンの皆さんが彼女です」との答えに会場は拍手と笑いに包まれ、約1時間の式典は和やかな雰囲気で行われました。
式典終了後、敷地内をぶらぶら散策してみました。球場を囲む円周の道路ではジョギングしている人を見かけました。ライトスタンド裏の坂になった道路の壁には「スタート」「あと半分!」「ゴール!」などの文字と走る人のイラストが描かれています。ダッシュ練習用の坂道でしょうか。また、バックスタンド裏にはストレッチ用の健康遊具が数種類あり、男の子とお母さんが楽しんでいました。体を動かしたい人には、いい環境ですね。
鎌ケ谷スタジアムは、もちろんプロ野球の2軍試合や練習が観られる施設です。でも、それだけではなく、「鎌スタ・梨まつり」や「鎌スタ☆トレーニングデー」などのイベント会場としても利用されています。さらに、毎日7時から18時まで開放されているので、市民が自由に散歩やジョギングなどを楽しむことができます。様々なエンターテインメントと健康を提供してくれる鎌ケ谷スタジアム。鎌ケ谷市にとって貴重な場所です。
球場の周囲は道路となっている
坂道の壁に描かれたイラスト
健康遊具も用意されている
総務企画部 企画財政課 企画政策室