ありのみ便り 令和8年1月15日号

更新日:2026年1月20日

市庁舎50歳に

新しい年、令和8年(2026年)がスタートしました。
今年は、現在の鎌ケ谷市庁舎が開所して50年となる節目の年です。人間でいえばまだまだ働き盛りの年齢。とはいえ半世紀の間にはいろいろあったと思います。ちょっと市庁舎の声を聴いてみましょう。
    
私がここに来て業務を始めたのは昭和51年(1976年)の11月15日。今年50歳になります。当時この辺りは梨畑の中に農家が点在するのどかな風景が広がっていました。そこに真新しい6階建ての白いビルの私が建ったのですから、ずいぶん目立つと言われました。
その前の市庁舎、私の先代がどこにいたかご存じですか。市立図書館本館の場所です。その前の先々代は初富交差点の南西側、さらにその前の初代庁舎は鎌ケ谷大仏駅近くの木下街道沿い延命寺向かいにいました。私は4代目です。最初は村役場、そして町役場から市役所へと街の発展とともに名称が変わり、場所も変えて建物も大きくなりました。
当時の私は最新鋭のビルでした。書類や伝票などを圧縮空気の力でパイプを通して送るエアーシューターやベルトコンベアーを備えていたんですよ。市民の皆さんの待ち時間が短くなるように窓口も1階に集約しました。それでも人口が増え、行政サービスが多様化すると手狭になってきました。15年後の平成3年、隣に総合福祉保健センターができましたので、健康、福祉関連の部署はそちらに移りました。
長い間、この辺りには私1人だけでしたが、平成7年に新鎌ケ谷駅周辺の開発が始まり、ショッピングセンター、マンション、ホテル、病院などお仲間たちがやってきました。次々と新しいビルが建ち、風景は昔の面影がないほど様変わりしました。この先、北千葉道路が開通すればさらに変貌するでしょう。
私もご多分に漏れず、年を取るにつれあちこち痛んできました。その都度、外装、内装など改修工事を行ってきました。中でも最大の工事が平成29年6月に終了した免震改修工事です。市庁舎の建物と地面の間に免震装置を設置したことで、地震の揺れがゆっくりとした揺れに変わり建物が壊れにくくなりました。大災害時には市庁舎に災害対策本部が置かれますので、私が壊れてしまっては話になりませんからね。
周りのビルに比べると私の姿は少しくたびれたように見えるかもしれません。でも、専門家の調査で耐用年数はあと50年ほどとされています。まだまだ頑張れますよ。
『論語』では50歳を「知命(ちめい)」と言います。50歳で天から授かった使命を知るという意味です。私の使命は市民の「拠り所」になることだと思います。

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