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かまがや取材日記 企画展「KAMAGAYA 1971」 令和3年9月30日

更新日:2021年10月7日

のどかさと慌ただしさ混在の50年前

 鎌ケ谷市が市制施行50周年を迎えた今年、一年を通じて様々な記念の催しが行われます。

 その中の企画展「KAMAGAYA 1971-市になったころの鎌ケ谷-」が現在、市郷土資料館で開かれています。展示物は、市になった1971年(昭和46年)当時の鎌ケ谷の写真を中心に公文書や歴史資料などです。

 写真は市広報担当が撮影した行事、街角の風景、建物、人々の暮らしなど150点。今の鎌ケ谷とは大違いで、牧歌的な農村の風情が残りつつも開発途中で未整理の街の表情が垣間見えます。半世紀の間の大きな変化を改めて感じます。

 市役所開所式の写真では、市庁舎前に職員が整列しています。しかし、その場所は現在の市立図書館本館の前です。当時の市庁舎は図書館本館がある場所にありました。写真には、現在も図書館本館前にそびえるヒマラヤスギも写っています。市制移行の「生き証人」のヒマラヤスギは今も変わらないように見えます。

 写真を見ていると、50年前の「のどかな鎌ケ谷」にタイムスリップしてしまいそうです。東武野田線の鎌ヶ谷駅の駅舎や南部小学校の校舎は木造でした。佐津間地区の大津川では野菜を洗い、今はほとんどなくなった田んぼでは田植えが行われています。

 一方で、高度成長の波が押し寄せていたのもわかります。当時は交通量が増え交通事故が社会問題化していました。市内の交通事故現場やけが人の救急搬送の写真も展示されています。信号機がまだ設置されていなかった初富交差点を急いで横断する幼稚園児たちの姿も見られます。

 一番驚いたのは、市制施行と同年の4月に開校した鎌ヶ谷高校の写真です。2月撮影の写真では用地はまだ造成中です。4月の写真ではプレハブ校舎が建っています。11月の体育祭の写真は、走る生徒たちのバックに建設途中の鉄筋コンクリート校舎が写っています。高校設置は市制移行条件の一つだったため、突貫工事で開校にこぎつけたのでしょう。

 写真からは、のどかさと慌ただしさが混在した市制施行時の鎌ケ谷が見て取れます。

 企画展では写真のほか、市制施行の千葉県知事指令などの公文書のほか、市職員組合のガリ版刷りビラ、鎌ケ谷小学校教員の宿直日誌、成人式での新成人の謝辞など当時のユニークな資料も展示されています。

 企画展は12月26日まで開催しますので、ぜひ市郷土資料館に足をお運びください。展示写真の図録も(価格500円)も販売しています。

問い合わせ

総務企画部 企画財政課 企画政策室

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階

電話:047-445-1073

ファクス:047-445-1400

お問い合わせメールフォーム

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鎌ケ谷市 KAMAGAYA CITY

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