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性別による「無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)」応募エピソード一覧

更新日:2025年9月24日

アンコンシャス・バイアスとは

「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」とは、自分自身は気づいていない「ものの見方やとらえ方のゆがみや偏り」をいい、自分自身では意識しづらく、ゆがみや偏りがあるとは認識していないため、「無意識の偏見」と呼ばれます。(内閣府男女共同参画局ホームページより)
アンコンシャス・バイアスは過去の経験や身の回りから入る情報から影響を受け、形作られるため、誰もが持っているもので、完全になくすことは不可能です。
しかし、その存在に気づくことで、人との付き合い方や自分自身の考え方に新しい可能性が広がるかもしれません。


鎌ケ谷市では、令和5年度から令和7年度まで性別による無意識の思い込みに関するエピソードを募集しました。
このページでは、皆様から寄せられたエピソードについて掲載しています。
思い込みに気づくことは、性別にかかわらず自分らしく生きられる「男女共同参画社会」への第一歩です。
エピソードが、思い込みに気づくためのきっかけとなれば幸いです。


【補足】
アンコンシャス・バイアス(Unconscious bias)は、心理学の学術上は、潜在的バイアス(Implicit bias)とも呼ばれます。
人は「統制的、意識的、顕在的情報処理だけではなく、自動的、無意識的、潜在的情報処理を行って」おり、「ジェンダーに関しても無意識のステレオタイプ的判断がある」ことから、「無意識の偏見を生むことにもなる」と解説されています(ミネルヴァ書房『新版 ジェンダーの心理学「男女」の思いこみを科学する』57ページより)。
そして、アンコンシャス・バイアス(Unconscious bias)潜在的バイアス(Implicit bias)は、潜在連合テスト(Implicit Association Test(IAT))等によって「人々が報告しようとはしないか、あるいは、報告することができない潜在的な態度や信念」が測定されるものとされています。(内閣府男女共同参画局ホームページより)
よって、本市に応募があったエピソードについては、必ずしも心理学の学術上用いられるアンコンシャス・バイアス・潜在的バイアスに関するものではないことに留意ください。

応募エピソード

エピソード紹介(一部)

男の子なのにどうしてピンクのタオル使ってるの?(令和7年度応募エピソードより)

息子が幼稚園の頃、「男の子なのにどうしてピンクのタオル使ってるの?変だよ!」と女の子に言われた。
ピンクが大好きだった息子、この時以来自分からピンクを選ぶことはなくなってしまいました。
あくまで想像ですが、その子は「ピンクは女の子らしくてかわいいね」というような事を大人から言われていたのかなと思ってしまいました。
アンコンシャス・バイアスは大人から意識を変えていかないと、子供にも簡単に伝達してしまう深刻な問題だと思います。

男性なのに家庭的ですね!(令和7年度応募エピソードより)

同僚の男性で料理や家事が得意な方に「男性なのに家庭的ですね!」と言ってしまいました。
普通に「家庭的なんですね」と言う方が良かったです。
男の人はあまり家事をしないと言う思い込みからの発言でした。

男は悪い役ばかり(令和6年度応募エピソードより)

私が小学生の頃、虫歯予防デーのレクリエーションに向けてイラストを描いていました。女の子がきちんと歯磨きする絵と男の子が歯磨きをサボる絵。
それを見た男子から「男は悪い役ばかりだ」と文句を言われ、ハッとしました。それから街中のポスターなど、性別による扱いの差がないか気にするようになりました。

食器洗いは女性の仕事?(令和5年度応募エピソードより)

知人に誘われ貸別荘に泊まりに行った。
お茶を飲み、一息ついていると知人の夫が「使った食器は洗っても食器棚に戻さないルールとなっている。女性のみなさんお願いします」と一言。
食器洗い=(いこーる)女性か?悪意はないかもしれないが、とても不快になった。

令和5年度の応募エピソード

令和6年度の応募エピソード

令和7年度の応募エピソード

関連リンク

問い合わせ

市民生活部 市民活動推進課 男女共同参画室

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎1階

電話:047-445-1277

ファクス:047-445-1400

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