更新日:2024年9月17日
令和6年4月に、鎌ケ谷市の軽井沢地区にある井戸で実施した、PFOS(ぴーふぉす)・PFOA(ぴーふぉあ)の調査にいて、暫定指針値(50ng/L(なのぐらむぱーりっとる))を超過する値(最大12,000ng/L)が検出されました。
これを受け、6月3日から4日に、暫定指針値の超過が確認された井戸から半径200メートルの範囲の井戸29カ所と、前回調査区域内の井戸2カ所の合計31カ所の調査を実施しました。
このたび、調査結果がまとまりましたのでお知らせします。
ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)
令和6年6月3日 令和6年6月4日
採水地点 | 暫定指針値 | 最大値 | 調査地点数 | 目標値超過地点数 |
---|---|---|---|---|
鎌ケ谷市軽井沢 | 50ng/L | 35000ng/L | 31 | 13 |
指針値を超過した地点の数値は35000ng/L、32000ng/L、18000ng/L、8500ng/L、7900ng/L、4100ng/L、1900ng/L、590ng/L、470ng/L、250ng/L、140ng/L、120ng/L、91ng/Lとなっております。(数値が高い順に記載)PFOS・PFOAの内訳について(PDF:91KB)
2020年に設定された日本の水質の暫定目標値(50ng/L)は、当時の科学的知見に基づき、体重50キログラムの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に設定されたものです。
(環境省HP内「PFOS、PFOAに関するQ&A集」から引用)
今回調査で50ng/Lを超過した井戸から200メートルの範囲内にある井戸については、早急に調査を実施します。
なお、更なる調査区域の拡大についても検討しております。
市民生活部 環境課 環境保全係