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有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)とは

更新日:2025年4月14日

有機フッ素化合物(PFOS(ぴーふぉす)、PFOA(ぴーふぉあ))とは

有機フッ素化合物であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)(ぴーふぉす)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA(ぴーふぉあ))は環境中で分解されにくく、高い蓄積性があることから、国内ではPFOS(ぴーふぉす)、PFOA(ぴーふぉあ)はいずれも既に製造・輸入が原則禁止されています。(PFOS(ぴーふぉす)は平成22年、PFOA(ぴーふぉあ)は令和3年)
PFOS、PFOA(ぴーふぉす ぴーふぉあ)は撥水性、撥油性等の性質を有していることから、これまで幅広い用途で使用されてきました。

【主な用途】

PFOS(ぴーふぉす)

半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤等

PFOA(ぴーふぉあ)

フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤等
通常家庭で使われている住宅用消火器にはPFOS(ぴーふぉす)、PFOA(ぴーふぉあ)を含有しているものはありません。また、フライパンや撥水スプレー等に用いられるフッ素樹脂は、PFOS(ぴーふぉす)、PFOA(ぴーふぉあ)とは別の物質です。

人の健康への影響

PFOS(ぴーふぉす)、PFOA(ぴーふぉあ)は、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについてはいまだ確定的な知見はありません。そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく検討が進められています。国内において、PFOS(ぴーふぉす)、PFOA(ぴーふぉあ)の摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりませんが、環境省は厚生労働省と連携し、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。
(環境省ホームページ内「PFOS(ぴーふぉす)、PFOA(ぴーふぉあ)に関するQ&A集」から引用)

金山落(かなやまおとし)におけるPFOS(ぴーふぉす)・PFOA(ぴーふぉあ)の調査について

千葉県及び柏市が連携し、令和6年3月11日に11地点で金山落(かなやまおとし)においてPFOS・PFOA(ぴーふぉす ぴーふぉあ)の調査を実施しました。
なお、今回調査した金山落(かなやまおとし)及び金山落(かなやまおとし)に合流する水路については、飲用に供する水源としての利用がないことから、ただちに健康に悪影響をもたらすものではありません。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/press/2024/pfos-pfoa-surveys.html(外部サイト)(千葉県ホームページ)

鎌ケ谷市の今後の対応について

鎌ケ谷市域内おいて暫定指針値を超過した地点はありませんが、流域市として暫定指針値を超過した水路沿いの井戸の所在調査を行うとともに、井戸の水質検査を実施いたします。

追記

令和6年4月24日に水質検査をすでに終了しており、結果は下記のページで公開しております。
検査結果

問い合わせ

市民生活部 環境課 環境保全係

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎1階

電話:047-445-1229

ファクス:047-445-1400

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