更新日:2025年5月1日
麻しんは感染力が強く空気感染もするため、手洗いやマスクだけでは予防できません。
麻しんの罹患歴がなく2回の予防接種歴が明らかでない場合は、予防接種をご検討ください。
また発疹・発熱など麻しんのような症状がある場合は、麻しんの疑いがあることをかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してください。
なお、受診時には、周囲への感染拡大防止の観点から公共交通機関のご利用は控えてください。
麻しん患者の接触者(保健所から接触者であると連絡を受けた方)は、保健所から指示があった健康観察期間が終了するまでの間は体調の変化に注意し、発症する可能性と感染力がある可能性を踏まえた行動をお願いします。多くの人が集まる場所への参加はなるべくお控えいただき、行先の事業所や主催者等へ事前にご相談ください。
その他、お困りのことがありましたら、接触者の連絡を受けた保健所または鎌ケ谷市健康増進課予防係へご相談ください。
麻しん含有ワクチン(主に接種されているのは麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。
また麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんのワクチン接種をすることで麻しんの発症を予防できる可能性もあります。
母子手帳で接種履歴の確認をし、罹患歴がない人や接種歴が不明な人はぜひワクチン接種をご検討ください。
1歳から2歳未満
5歳から6歳までで小学校就学前の1年間
任意接種となり、接種費用は全額自己負担になります。
接種を受けられる方は、ワクチンを取り扱っている医療機関に詳細をご確認ください。
麻しんに罹患したことがない方や接種歴が不明な方は、接種が推奨されています。
麻しんはアメリカ・中東・ヨーロッパ諸国での感染においては、非常に少ない報告数にとどまっています。
しかしながらアジア・アフリカ諸国での感染は未だ多く発生している状況です。
海外で感染し国内へ持ち込まれる事例が多くなっていますので、予め渡航先の感染症状況を確認し感染歴のない方や予防接種を受けた事がない方は海外へ行く前に予防接種を受けることをお勧めします。
また帰国後2週間程度は健康状態に注意しましょう。
FORTH海外で健康に過ごすために(厚生労働省検疫所)(外部サイト)
海外渡航のためのワクチン(厚生労働省検疫所)(外部サイト)
予防接種機関の探し方(厚生労働省検疫所)(外部サイト)
海外安全ホームページ(外務省)(外部サイト)
海外安全情報配信サービス「たびレジ」(外務省)(外部サイト)
健康福祉部 健康増進課 予防係