更新日:2025年7月7日
令和7年7月7日、北海道日本ハムファイターズ球団事務所において、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムの移転意向表明に係る、記者会見が行われ、2軍球場であるファイターズ鎌ケ谷スタジアムについては、1軍と2軍が離れているという、チーム運営上の課題もあり北海道に移転する方向で検討することを決定したこと及び移転時期は2030年代を予定している旨の意向が表明されました。
今回の球団による、移転意向表明にあたっては、球団の方から、直前に説明を受けましたが、大変驚きました。
ファイターズ鎌ケ谷スタジアムは1997年(平成9年)3月に開業以来、28年余りにわたり、多くの選手が巣立ち、鎌ケ谷市の地域資源として、市民はもとより、多くのファイターズファンに愛されてきました。
そのような中、昨年7月に、移転報道がなされて以来、私としても、球団の役員のかたに幾度もお会いし、スタジアムの存続をお願いしてまいりました。
移転意向表明に至ったもっとも大きな理由は1軍と2軍の距離がありすぎ、チーム運営に支障が出ていることとの説明を受け、やむを得ない部分があるのは理解していますが、私としては、今回の移転意向表明を受け、大変残念で、寂しく思っています。
ただ、球団との話し合いの中で、今後も球団と市との長い歴史を踏まえ、引き続き連携は強化、継続していくということで一致しました。
現在、球団と市は子どもたちに、エスコンフィールド体験など様々な経験をしてもらえるような新しい試みも始めようとしていますが、今後、両者で新たな歴史を作り上げていけるように取り組んでまいります。
令和7年7月7日
鎌ケ谷市長 芝田 裕美
市と北海道日本ハムファイターズ球団とは、これまで、幾度かの意見交換を行っておりましたが、令和7年6月24日に、球団の役員が来庁し、記者会見内容と同様の説明があり、7月7日に記者会見で公表するとの説明がありました。
令和7年6月24日の意見交換の場において、北海道日本ハムファイターズ球団と鎌ケ谷市の間で、以下のとおり、合意がなされました。
両者の長い歴史に鑑み、今後も引き続き連携を深めていく。その内容については、今後協議していく。
将来の跡地利用については、市の意向を確認しつつ、今後、球団と市で継続して協議していく。
毎年度、新年の挨拶などの時期に北海道日本ハムファイターズ球団の役員が来庁され、意見交換を続けてきていますが、1軍と2軍が距離的に離れており、チーム運営上課題があることなどについての話はありました。ただ、移転について正式に説明を受けたのは令和7年6月24日です。
令和6年7月13日、北海道新聞などの報道機関において、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムの北海道内への移転構想にかかる記事が掲載され、市として、直ちに、ファイターズ鎌ケ谷球場を通して、事実確認をいたしましたが、その段階では「ファイターズ鎌ケ谷球場は、建設以来27年が経過し、老朽化が進んでいることもあり、その対応など今後必要となってくるが、現段階において、具体的に決定している事項は一切ない」との回答でした。
市民生活部 商工観光課 ファイターズファーム連携推進室