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かまがや取材日記 令和4年度子ども議会 令和5年1月30日

更新日:2023年2月14日

中学生議員10人が質問

 鎌ケ谷市内の小中学校の児童・生徒が議員を務める子ども議会が1月30日、鎌ケ谷市役所の市議会議場で開かれました。子ども議会は、子ども達に街づくりと地元への理解を深めてもらおうと毎年一度、小学生と中学生が交互に参加して開かれています。39回目の今回は中学生の議会で、5校の10議員(1、2年生)が市政について芝田裕美市長ら市執行部に質問しました。各議員の質問と市執行部の回答の要旨を紹介します。

 高橋音羽議員(第四中)「市内では3中学校の生徒が自転車で通学しており、自転車を利用する市民も多いです。安全のため、自転車専用通行帯の設置を検討してもらえますか」
 市「市が策定した『自転車ネットワーク計画』に基づき、対象路線の交通量や通行帯の幅員などの要件を踏まえ、警察と調整を行った上で自転車走行環境の整備を進めていきます。なお、交通事故防止のため、自転車使用時にはルール・マナーの順守をお願いします」

 辻山悠羽議員(第五中)「市が少子高齢化対策にたくさんのお金を使っていることを知りましたが、学校のための支出は何を優先していますか。中学生も歳出削減に協力できますか」
 市「小中学校のトイレ洋式化、ICT教育、教員の適正配置のほか安全で安心できる給食の提供、下校時の安全パトロールなど学校教育の充実と皆さんの健康・安全にお金を使っています。皆さんには学校の設備や備品を大切に扱い、節電や節水を心がけてもらいたいです」

 小竹夢翔議員(鎌ケ谷中)「市内には視覚障害者の命綱ともいえる点字ブロックが設置されてない横断歩道も見受けられます。視覚障害者に限らず、障害者に寄り添った街であってほしいのですが、どのように取り組んでいますか」
 市「駅のバリアフリー化への支援、道路・歩道の整備、支援ボランティア育成のほか、車椅子や補聴器の支給、移動の際のヘルパー同行など障害をお持ちの方が安心して生活を送れるような取り組みを進めています」

 佐藤優羽議員(第二中)「日本の農業は、従事者の高齢化と後継者不足が大きな問題となっています。梨が特産品の市の農業も同じ状況のようですが、取り組んでいる対策を教えてください」
 市「耕作が困難となった農地を他の農家に貸すことで耕作放棄地を抑制する事業に取り組んでいます。また、人手不足の農家の農作業を手伝うボランティアを養成する講座の開催や、若手農家の研究活動や視察研修を支援する取り組みも実施しています」

 横山実咲議員(第三中)「市の『都市計画マスタープラン』には、人々がふるさとを感じられるような魅力ある街並みや環境の整備とありますが、具体的にはどのように進めていきますか」
 市「現在、少子高齢化や時代の変化に対応するため、『都市計画マスタープラン』の改定を進めています。市内を都市軸ゾーン、住宅ゾーン、農地・樹林地・緑地ゾーン、スポーツ・レクリエーションゾーンに区分けし市全体で調和のとれた街並みを目指します」

 三橋真歩議員(第四中)「公民館や図書館の自習室の拡充、利用時間の延長を検討してもらえませんか。働き方が多様化している中、学生だけでなく社会人や高齢者など多くの人が利用できるスペースがあると便利です」
 市「公民館の利用時間延長は難しいのですが、図書館の日曜、月曜、祝日の現状17時までの開館時間の延長を検討します。自習スペースの拡充については、夏休みなど長期休暇期間中に臨時的にできないか検討します」

 金子颯太議員(第五中)「近隣市では流山市が『子育てをしやすい市』を売りにしています。鎌ケ谷市も子育て支援に力を入れていますが、具体的な政策と今後の計画を教えてください」
 市「高校生までの医療費を助成し、待機児童ゼロを継続しています。子どもの遊び場と子育て世代の交流の場となる児童センターを東部地区に来年3月に開設予定です。これにより市内には6カ所の児童センターができ、面積に対しては県内で一番多くなります」

 小林勇仁議員(鎌ケ谷中)「世界では森林減少が大きな問題となっています。市の森林面積も1980年に比べると半分以下になっています。自然を守るためにどんな取組をしていますか」
 市「森林は二酸化炭素を吸収して温暖化を抑制してくれます。市内にも豊かな緑が残されており、谷津は白旗緑地・蛍の里の整備、農地は生産緑地制度、樹林地は樹林地助成金制度、河川は川沿いの緑道整備などを実施して自然環境の保全に努めています」

 西村ひかり議員(第二中)「最近、学校の部活動の地域移行が話題になっています。柏市の中学では地元スポーツクラブに休日の指導を委託している部活もあるようですが、鎌ケ谷市はどのように考えていますか」
 市「市では令和5年度に中学校1校1部活で土日のみ試験的に地域移行し、6年度からは地域移行する部活を少しずつ増やしていく予定です。指導者の確保など課題も多いのですが、皆様の理解を得ながら進めていきます」

 岡柚那議員(第三中)「第三中では給食の食べ残しを減らすため、食べられる量を配膳したり欠席者の牛乳をおかわりしたりしています。食べ残し減少の取組についてお聞きします」
 市「市内の農産物を使った献立や食べ残しゼロのクラスへのお礼の手紙などにより食べ残し量は減少しています。昨年度からは献立を考えた栄養士による料理や栄養素などの説明を掲載した『一口メモ』も始めました。皆さんの意見を聞く学校訪問も再開したいです」

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電話:047-445-1073

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