2050年 カーボンニュートラル
更新日：2023年5月1日
日本の対策「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」
2020年10月、政府は 2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを 宣言しました。
「カーボンニュートラル」とは？
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」（人為的なもの）から、植林森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
カーボンニュートラルを目指す理由
気候危機を回避するために今から取り組む必要があります！
世界の平均気温は2020年時点で、工業化以前と比べ、すでに約1.1度上昇したことが示されています。このままの状況が続けば、さらなる気温上昇が予測されています。
近年、国内外で様々な気象災害が発生しています。
気候変動に伴い、今後、豪雨や猛暑のリスクがさらに高まることが予想されています。
日本においても、農林水産業、水資源、自然生態系、自然災害、健康、産業・経済活動等への影響が出ると指摘されています。
カーボンニュートラル実現に向けてだれもが無関係ではなく、あらゆる主体が取り組む必要があります。
カーボンニュートラルにする方法
1.エネルギー起源のCO2の削減
「エネルギー起源のCO2」とは、発電、運輸、産業、家庭での加熱など、化石燃料をエネルギー源として使用する際に発生する二酸化炭素です。
2018年度の日本の温室効果ガスの総排出量は、約12.4憶トンCO2でした。
「エネルギー起源のCO2排出量」は10.6憶トンCO2と、温室効果ガスの排出量の85％を占めていました。
したがって、温室効果ガスの排出量を減らすためには、エネルギー起源のCO2を減らす必要があります。
2.さらなる省エネルギー
省エネルギーは、「節電」だけでなく、 蛍光灯からLED照明へ 変更すること、 流量調整方法としてバルブからインバーターへ 変更すること、ヒートポンプを使用した 廃熱回収も省エネルギー実現につながります。
3.再生可能エネルギーの利用
一般的には、太陽光や風力、水力、地熱、バイオマスなど自然から作られているエネルギーのことを「再生可能エネルギー」といわれていますが、これらのエネルギーは、原子力や石油 石炭などの化石燃料を資源とした限りあるエネルギーに対し、温室効果ガスを排出せず、枯渇せずに繰り返し永久的に利用可能なことから「再生可能エネルギー」と呼ばれています。
再生可能エネルギーについて（外部サイト）
（千葉県ホームページ）
鎌ケ谷市では、 温室効果ガスの 排出量削減に 寄与する 再生可能エネルギー 省エネルギー 設備の 普及を図り、 地球温暖化防止を 推進するために、住宅用の太陽光発電システムや省エネルギー 設備の 設置費用の一部を補助します。
事業内容は毎年度見直しを行っておりますので、詳しくは 市ホームページ（内部サイト）をご覧ください。
〈対象設備〉
- 太陽光発電システム
- 燃料電池システム（エネファーム）
- リチウムイオン蓄電池システム
- 太陽熱利用システム
- 窓の断熱改修
- V2H充放電設備
- 電気自動車
「地球温暖化ってなあに？」その他リンク
問い合わせ
市民生活部 環境課 温暖化対策推進係
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎1階
電話：047-445-1227
ファクス：047-445-1400
