更新日:2020年9月1日
期日:令和2年9月1日(火曜日)
時間:午後1時30分から
会場:市役所地下 団体研修室
総務企画部 総務課 行政室
室長 高橋 電話:047-445-1141(内線)329
鎌ケ谷市の令和元年度一般会計決算額は、歳入総額が359億7,284万6千円で、前年度と比較し、額で1,409万6千円、率で0.04%の減となりました。これは、繰越金や諸収入、地方債の減少が主な要因となっています。
一方で、歳出総額は347億191万9千円で、前年度と比較し、額で7億8,637万4千円、率で2.3%の増となりました。これは、幼児教育・保育の無償化実施や少子高齢化に伴う扶助費の増加、義務教育施設維持補修事業の増加などが主な要因となっています。
収支の状況は、歳入決算総額から歳出決算総額を差し引いた形式収支が12億7,092万7千円となり、翌年度に繰り越した事業に必要な財源2億3,993万4千円を差し引いた実質収支は、10億3,099万3千円の黒字となりました。
基金は、いわゆる市の貯金に相当するもので今後の財政運営に必要不可欠な財源です。
本市の基金には、経済状況等の影響などによる財源不足に対応する財政調整基金、借入金返済に対応する減債基金、公共施設の整備や修繕費用に対応する公共施設整備基金など9種類あります(令和元年度に森林環境譲与税基金を創設)。
令和元年度末における基金全体の残高は、減債基金への計画的な積み立てを行う一方で、重点事業へ積極的に基金を活用しましたが、約58億円を確保しています。今後においても、市民サービス充実のための基金活用と財政運営のバランスを考慮しながら、一定程度の基金残高を確保します。
財政健全化法で定める健全化判断比率は、早期健全化基準を下回っています。
【実質公債費比率】
毎年の借入金返済の状況を表す「実質公債費比率」は、1.4ポイント増の3.4%となりましたが、財政健全化法による早期健全化基準の25.0%を下回っており、今後も下回る状況が続くと推測されます。
【将来負担比率】
将来負担することとなる地方債残高など市全体の債務状況を表した「将来負担比率」は、地方債の現在高は減少したものの、公共下水道事業の公営企業会計化に伴う打ち切り決算により、算定上、公営企業債等繰入見込額が増となり、0.7ポイント増の27.8%となりましたが、引き続き低い水準で推移しています。
これは、将来地方債の返済に活用できる基金残高について、前年度を上回り確保したこと、さらには、その返済にあたり後年度交付税措置される地方債の活用を積極的に図ってきた成果です。
なお、県内における財政の健全度の比較では、実質公債費比率が県内13位、将来負担比率が県内20位となっています。
経常収支比率【備考】は、財政構造の弾力性を示す指標となりますが、令和元年度は昨年度より2.0ポイント増の97.9%となり、県内で32位に位置しています。
これは、経常的な収入(一般財源)である地方交付税や地方特例交付金等などが増となったものの、経常的な支出である公債費や扶助費などの経費も増となったためです。
公債費については、「地方債に関する総合的な管理方針」により、減債基金の計画的な積み立てと活用を行うことで、必要最低限の投資的経費を確保しています。
【備考】経常収支比率は、市税(都市計画税を除く)など経常的な収入(一般財源)が、人件費・扶助費・公債費など経常的に支出する経費に、どの程度使われているのかを表す指標のこと。
総務企画部 企画財政課 財政室
室長 杉山 電話:047-445-1141(内線)309
鎌ケ谷市では、昨年4月からスマートフォン決済アプリ「モバイルレジ」によるクレジット収納サービスを、また昨年10月からは「LINE Pay請求書支払い」を導入しており、昨年度実績で3,000件以上の利用状況となっています。
このたび、多様化する納税者ニーズへのさらなる対応のため、新たに「PayPay請求書払い」による電子マネー収納サービスを導入します。
「PayPay請求書払い」はコンビニ収納の仕組みを利用するため、既存システムへの軽微な改修と最小限のコストで導入ができ、納税者は24時間いつでもどこでもスマートフォンを使って支払いができるものです。納税者にとっての利便性を向上させることで、納付期限内での収納率を高めることに繋がり、市と納税者の双方にメリットのあるサービスとなります。
【備考】「PayPay請求書払い」における市税及び国民健康保険料の取り扱いは、現時点では鎌ケ谷市が県内初の実施となります。
令和2年11月2日(月曜日)から開始予定
【備考1】利用上限額は30万円まで
【備考2】システム利用料・手数料等、納税者の負担は無し
【備考3】スマートフォン専用となるため、パソコン、タブレット、フィーチャーフォンによる「PayPay請求書払い」による納付はできません
総務企画部 収税課
副参事(事)課長 矢島 電話:047-445-1141(内線)365
鎌ケ谷市は千葉県でも有数の梨の産地ですが、産地間競争が激しさを増す中で、「鎌ケ谷の梨」の知名度の向上が課題となっています。また、都市化の拡大も相まって農業従事者が減少傾向にあることから、安定した都市農業の運営基盤を構築するため、「鎌ケ谷の梨」のさらなる販路拡大や、ブランド力の向上に取り組む必要があります。
このような状況の中で、鎌ケ谷市と梨の生産者団体との協働で、梨のインターネット販売に取り組んでいます。この事業は令和3年度を目途に、梨の生産者団体による自立した事業実施を目指しています。
今年度は、梨の生産者団体が主体となって事業を実施しています。
(1)販売開始日
令和2年7月1日(水曜日)
(2)令和2年度販売数
1,805箱(令和2年8月31日時点)
(参考)令和元年度販売実績 1,550箱
(3)都道府県別割合
(4)梨のインターネット販売の基本情報
「鎌ケ谷の梨」PRに向けた取り組みについて
市民生活部 農業振興課
課長 坂居 電話:047-445-1141(内線)242
鎌ケ谷市では、平成27年度から市民と協働で桜を植樹し、市の魅力アップを目指していく「桜×鎌ケ谷=魅力アップ事業」を実施してきました。
この事業は、新鎌ケ谷地区から、桜の名所として市内外に知られている市制記念公園周辺までの区域を「桜ゾーン」と位置付け、市民と協働で桜を植樹し、鎌ケ谷市の魅力アップを目指していくものです。
桜の植樹は、「桜の里親」となった市民や事業者・団体からの寄付の一部により実施しており、桜ごとに里親の銘板を設置し、桜の成長を見守っていただいています。
平成27年度の事業開始から6年間で、新鎌ケ谷地区に河津桜5本、ソメイヨシノ8本、市制記念公園にソメイヨシノ24本、総合運動公園緑道にソメイヨシノ16本の合計53本の植樹を行いました。
本事業の最終年度となる令和2年度の予定は次のとおりです。
6本
1本につき20,000円
令和2年9月1日(火曜日)から9月30日(水曜日)まで
応募多数の場合は、公開抽選会を行います。
(1)日時 令和2年10月14日(水曜日)午後3時から
(2)場所 市役所地下 団体研修室
【備考】桜の植樹式については日程を決定し次第、発表いたします。
都市建設部 公園緑地課
課長 秋元 電話:047-445-1141(内線)449
総務企画部 秘書広報課 広報広聴室