かまがや取材日記 かまがやスカイビュー 令和2年11月30日

更新日:2020年12月1日

夕暮れの空と夜景


オレンジ色に染まった西の空

 抜けるような青い空に誘われ、市役所屋上に行ってみました。

 

 6階建て市庁舎の屋上は、高さ約23メートル。北総台地の景観が360度パノラマで楽しめるので、平成22年度から「かまがやスカイビュー」として開放されています。

 

 西を向けば都心のビル群とその中にそびえ立つ東京スカイツリー。そのすぐ横には富士山の雄姿も眺められます。毎年2月と11月の2回、市役所屋上からは富士山の頂上に夕日が重なるダイヤモンド富士を見ることができます。特に、市役所屋上はダイヤモンド富士と東京スカイツリーが並ぶ「ツーショット」を撮影できる場所とあって、年に2日開かれる観賞会には多くの人が訪れます(残念ながら、11月の観賞会は新型コロナウイルスのため中止となりました)。

 

 南東に目を向ければ幕張の高層ビル、東には千葉ニュータウンの街並みが見えます。そして、北には筑波山の二つの峰を望めます。日中、澄んだ空気を胸いっぱい吸い込んで展望を堪能するのは気持ちのいいものです。でも冬の一番のおすすめは夕暮れです。

 

 この時期、午後4時を過ぎると西の空の色は刻々と変化します。グラデーションを伴いながらオレンジ、赤、ピンクに染まります。そして濃紺から紫に変わり、午後5時半頃には漆黒の闇に包まれます。

 

 晴れた日の夕暮れの空を見るたび、「自然に勝る芸術家はいないなあ」と思います。「黄昏(たそがれ)」「茜雲(あかねぐも)」「夕焼け」「夕映え」「薄明(はくめい)」など、夕暮れに関する日本語が多彩なのもわかります。「マジック・アワー」という撮影用語もあるそうです。まさにあの空の美しさは魔法のなせる業のようです。

 

 「かまがやスカイビュー」の開放時間は、土、日、祝日、年末年始を除く午前8時30分から午後5時までですが、11月2日から来年3月31日までは午後5時45分まで延長しています。夕暮れの空をバックにした富士山、市内の夜景やライトアップ(ライトニング)された東京スカイツリーなどを見に来てください。


ピンク色の背景に浮かび上がる富士山のシルエット


東京スカイツリーと都心のビル群の夜景


千葉ニュータウン方面の空には丸い月が

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