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気になるスポット1 平成31年3月5日

更新日:2020年4月1日

140度線からの「旅」

 このコーナーでは以前、市内の公園のいくつかをシリーズとして取り上げました。それに続く第二弾シリーズは、普段は余り意識しないけれども面白そうな「ちょっと気になるスポット」とします。身近で話題性のありそうな場所を探し、随時掲載していきます。
 
 市内を歩いていて、路面に「The 140 Degree East Longitude Line(東経140度線)」と書かれたラインがあるのに気づいたことはありませんか。鎌ケ谷のほぼ真ん中には、地球の北極と南極を結ぶ南北の経線の東経140度線が通っており、これを示すラインです。
 
 市では平成23年から、ずばり140度線が通過している歩道など6か所に緑色の地に白い文字のラインを敷きました。「街の話題づくりとともに、国際化や観光化も意識してもらおう」との狙いからです。ラインは、東道野辺七丁目、鎌ケ谷駅近く、市役所横の総合福祉保健センター前、新鎌ケ谷二丁目公園、新鎌ケ谷駅前広場、新鎌ふれあい公園で見られます。鎌ケ谷はコンパクトな街ですので、140度線ラインを探しながらのんびり街歩きをしてもいいですね。
 
 地図の上でも140度線を旅してみましょう。鎌ケ谷から北上すると栃木県宇都宮市から福島県会津若松市に出ます。秋田県の大潟村を通過して日本海へ。サハリンを右に見ながら進みロシア極東地方の大地を北極圏へ向かいます。
 
 南はどうでしょう。東京湾から太平洋に出て八丈島の東を通り南下します。行けども行けども大海原です。やっとインドネシア領のニューギニア島に着き、次にオーストラリア大陸を縦断。メルボルンの西側から海に出て、いよいよ南極大陸に到着です。実際には行ったことのない場所ばかりですが、頭の中にはいろいろなイメージがわいてきて、わくわくします。
 
 140度線は空間だけでなく、「時」についても考えさせてくれます。経度はイギリスのグリニッジ天文台近くを通る経線(本初子午線)を基準に東西に180度ずつ分けて設定されています。地球は24時間で一周する(360度回る)ので、1時間では15度動きます。つまり、経度が15度違う二つの場所は日の出、日の入りなど太陽の動きが1時間違うのです。
 
 例えば日本の西の果て、沖縄県の与那国島は東経123度近くにあります。鎌ケ谷と経度が17度違いますので、鎌ケ谷の方が1時間以上早く日の出を迎えます。鎌ケ谷が夜明けを迎えても与那国島はまだ真っ暗、鎌ケ谷で夜のとばりが下りても与那国島では水平線に夕日が沈もうとしている状況もあり得ます。同じ日本でも、いろいろな「時」があるようで面白いですね。
 
 140度線がしばしの間、空想の時空の旅に連れて行ってくれます。

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電話:047-445-1073

ファクス:047-445-1400

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