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ありのみ便り 令和7年7月15日号

更新日:2025年7月15日

東京10号線延伸新線の用地

新鎌ケ谷駅周辺地区と北初富駅周辺地区を結ぶ自転車歩行者専用道路が4月に開通しました。
この道路は、長さ581メートル、幅7メートルで京成松戸線に並走しています。令和8年度には道路に面した公園が整備され、健康遊具なども設置される予定です。通勤・通学のほか散歩やサイクリングにご利用ください。
土地は実現しなかった幻の鉄道路線「東京10号線延伸新線」用地を鎌ケ谷市が千葉県から購入したものです。10号線用の県有地は、他にも東隣の新鎌ケ谷駅南側の約7000平方メートル、さらにその東側にも2か所ありました。
約7000平方メートルの用地は、京成電鉄、東武鉄道など4社の共同事業体に売却され、15階建てマンションと6階建て商業ビルが建てられます。現在、令和8年度のオープンを目指して工事が進んでいます。
その東側の2か所はまず市が購入し、公募型プロポーザルを経て3月に京成電鉄と日本コープ共済生活協同組合連合会の共同事業体に売却されました。今後、テナントが入居できる6階建てオフィスビルとコープの従業員700人が働く6階建てオフィスビルが建設され、それぞれ令和10年度、11年度に開業予定です。
このように、新鎌ケ谷駅周辺の10号線用地はすべて新たな姿に生まれ変わろうとしています。
そもそも「東京10号線延伸新線」とはどんな計画だったのでしょうか。話は1970年代にまでさかのぼります。当時は千葉ニュータウン開発事業が始まり、都心と千葉ニュータウンを結ぶ鉄道路線は2本必要とされました。1本は現在の北総線です。もう1本の計画が都営地下鉄新宿線(10号線)を本八幡駅(市川市)から新鎌ケ谷駅経由で千葉ニュータウン方面へ延伸させる「千葉県営鉄道北千葉線」でした。
しかし、北千葉線の計画はオイルショック(1973年)や千葉ニュータウン事業の遅延、バブル崩壊(1990年)などの経済的混乱に翻弄されました。事業は遅々として進まず、結局、県は北千葉線を断念。2000年に計画は、県と鎌ケ谷市、市川市の第三セクター方式で路線も本八幡から新鎌ケ谷間のみとする「東京10号線延伸新線」に変更されました。
ところが、10号線も事業費の目途が立たなかったうえ、累積赤字を抱えていた北総線への影響が懸念され2013年に計画中止が決まりました。
二転三転の末、水泡に帰した10号線計画。でも用地は街づくりに生かされています。

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総務企画部 企画財政課 企画政策室

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階

電話:047-445-1073

ファクス:047-445-1400

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