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令和元年12月15日(初富誕生150周年)

更新日:2020年4月1日

初富誕生150周年

 鎌ケ谷市役所近くの初富稲荷神社には「奉祝 御鎮座百五十年」と書かれた横断幕が張られています。そう、令和の時代がスタートした今年、初富地区(初富、くぬぎ山、右京塚など)は誕生150周年を迎えたのです。

 明治2年(1869年)、明治政府は徳川幕府瓦解による混乱で生活の糧を失った東京(江戸)の窮民を救済するため、幕府の馬牧場だった千葉県内の小金牧、佐倉牧の開墾事業に乗り出します。明治2年から4年にかけ13の開墾地が造られました。

 小金牧の一部であった初富は最初に着手された土地で、鎌ケ谷市史によると明治2年の10月末から12月にかけて311世帯・1136人が農業に従事するため入植しました。開墾地第一号だったので「初」の字と、豊かな実りになるようにとの願いを込めた「富」の字を組み合わせて「初富」という地名が付けられました。初富に続き、二和、三咲(船橋市)、豊四季(柏市)、五香、六実(松戸市)などの開墾地が順番に開かれていきます。いずれも、数字と縁起のいい好字を組み合わせて命名されました。

 初めて八街(八街市)、十余二(柏市)という地名を聞いたとき、「随分変わった名前だな」と思いましたが、開墾に携わった人たちの夢や想いが込められていたのですね。

 13の開墾地には、約1800世帯・6300人が入植しました。ほとんどの人が町民や武士で慣れない農作業のうえ悪天候や天然痘の流行などに見舞われ、当初の生活は大変苦しかったようです。しかし現在、初富をはじめかつての不毛の地は先人たちの努力で好字が示すような街に発展しました。初富稲荷神社の前を通るたび、150年の歴史が思い起こされます。
                    

 開墾地名旧牧名現市名
初富(はつとみ)小金牧鎌ケ谷市
二和(ふたわ)小金牧船橋市
三咲(みさき)小金牧船橋市
豊四季(とよしき)小金牧柏市
五香(ごこう)小金牧松戸市
六実(むつみ)小金牧松戸市
七栄(ななえ)佐倉牧富里市
八街(やちまた)佐倉牧八街市
九美上(くみあげ)佐倉牧香取市
10十倉(とくら)佐倉牧富里市
11十余一(とよいち)小金牧白井市
12十余二(とよふた)小金牧柏市
13十余三(とよみ)佐倉牧成田市

 

 

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