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ありのみ便り 令和4年5月15日号

更新日:2022年5月17日

消防団

 以前、日中に鎌ケ谷市役所からそう遠くない場所の火災を目撃しました。「野焼きの煙かな」と思っていたら、あっという間に黒煙と炎が吹き上がりました。翌日の新聞記事で住宅や小屋が全焼したことを知りました。人的被害はなかったようですが、火災は恐ろしいです。

 市内では令和3年中に13件の火災が発生しました。現場に駆け付け、消火を行うのが市消防本部の消防職員と消防団の団員です。消防職員が常勤なのに対し、消防団員は仕事を持ちながらボランティアで活動します。ボランティアとはいえ、消防組織法に基づく非常勤特別職の地方公務員でもあります。消防団は各市町村に置かれ、消防団員は火災、地震、台風などの災害活動のほか、平常時の訓練や広報活動に仕事に支障のない範囲で参加しています。

 消防団の前身は、江戸時代に8代将軍徳川吉宗が設置した町火消「いろは四八組」だそうです。そういえば、テレビの時代劇でも町火消が活躍していましたね。地域における消防防災のリーダーという役割は江戸時代も今も変わっていません。市内の消防団員は現在(令和4年4月1日現在)、146人います。このうち女性は12人で、最年少は19歳、最高齢は74歳。職業は約4割が会社員など勤め人で、他は自営業や農業ですが、学生も1人います。

 ただ、市の消防団員の定数は条例で177人と決まっており定数に足りていません。昨年度は8人、今年度も2人入団してくれたのですが、高齢や家庭の事情などで退団していく人の方が多いため定数割れとなっています。この「消防団員減少」は鎌ケ谷市だけでなく全国的な問題となっています。背景には、過疎地域では若年層の減少、都市部では地域への帰属意識の希薄化など社会構造、国民意識の変化があると思われます。消防団員は火災や災害時に頼りがいのあるなくてはならない存在です。入団希望者が増えてほしいものです。

 そういいながら筆者自身、会社員時代は転勤族だったこともあり消防団経験はありません。そこで、消防団員だった故郷の友人に聞いてみました。友人は最初、訓練は渋々参加し、火災現場では焦って何もできなかったそうです。でも続けるうちに、地域社会に貢献できる活動にやりがいを感じるようになったと言います。

 消防団は原則、18歳以上で市民か市内に通勤・通学する人なら入団できます。興味のある方は市消防本部警防課までお問い合わせください。

 



問い合わせ

総務企画部 企画財政課 企画政策室

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階

電話:047-445-1073

ファクス:047-445-1400

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