第9回　貝柄山公園

　貝柄山公園は、市のほぼ中心に位置し、市街地の中で緑に囲まれた憩いの場として市民の皆さんに親しまれています。
　この公園は、南北に細長く伸びた谷津田を公園として整備したもので、昭和59年に全面開園し、その後の拡張を経て、約4.1ヘクタールの広さとなっています。
　貝柄山という名称は、近くに貝塚があり、昔この周辺が中沢字貝柄山といっていたことによるものです。
　公園内の中央には、約3,400平方メートルの大きさの池があり、たくさんの水鳥の姿を見ることができます。そして、公園内を1周できる園路では、散歩コースに利用している人を多く見かけます。
　また、園内には40種類、約1,700本の多種多様な木々が配置され、心地よい自然の中で四季を楽しむことができます。
　さらに、市にゆかりのある作家や全国的に著名な彫刻家の協力により作られた3体のブロンズ像や、公園に隣接する県指定史跡「小金中野牧の込跡」（現　国指定史跡「下総小金中野牧跡」）にちなんだ野馬の親子のブロンズ像が設置されています。
　この他、子どもたちが楽しめる遊具や広場もあり、貝柄山公園は子どもから高齢者まで、市民の皆さんの貴重な癒しのオアシス空間となっています。