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自殺対策への取り組み

更新日:2024年3月28日

自殺は、その多くが追い込まれた末の死であり、未然に防ぐことのできる社会的な問題です。
この基本認識のもと、生きることの包括的支援として、保健・医療・福祉・教育・労働またその他の関連事業と連携を図り、自殺対策を推進していきます。
近年の鎌ケ谷市の自殺者数は、減少傾向にあります。
しかし、性別、年齢別、有職か無職かなど区分ごとで見ると、年度によっては増加している区分もあることから、継続的な自殺対策の取り組みが重要です。

目次

第3次いきいきプラン・健康かまがや21「自殺対策計画」

基本目標

健やかな心と気づいてつなぐ、地域で支えるいのちの絆

第3次いきいきプラン・健康かまがや21自殺対策計画図新規ウインドウで開きます。
画像クリックで詳細表示

鎌ケ谷市では、健康増進計画、食育推進計画及び自殺対策計画の推進のために、「第3次いきいきプラン・健康かまがや21」と題し、令和3年度から令和8年度までの6か年計画を策定しました。
自殺対策計画では、5つの基本施策と施策の方向性を策定し、それに沿って取り組んでいます。

鎌ケ谷市役所健康増進課における取り組み

1.地域におけるネットワークの強化

主な取り組み

  • 自殺対策連絡会議を開催し、自殺対策計画の進捗状況、関係各所・各課の取組みや鎌ケ谷市の自殺の状況について関係各所と共有。
  • 自殺対策連絡会議に関係機関を追加し、ネットワークを拡充。

自殺対策連絡会議

[実施日]令和4年11月2日(水曜日)
[参加機関数]19名
[議題]

  1. 第1次自殺対策計画策定について
  2. 令和3年度の自殺対策の取り組み報告
  3. 令和4年度の自殺対策の取り組み計画と進捗状況について
  4. 健康増進課における自殺対策の取り組みについて
  5. 全国及び鎌ケ谷市の自殺の現状について

2.自殺対策を支える人材の育成

ゲートキーパーとは?

「ゲートキーパー」という言葉を聞いたことがありますか?
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけてあげられる人のことです。
特別な研修や資格は必要ありません。
ゲートキーパーに期待される4つの役割は、「変化に気づく」「じっくりと耳を傾ける」「支援先につなげる」「温かく見守る」です。
このうち、どれかひとつでもできれば、悩んでいる人にとっては大きな支えになるでしょう。
周りで悩んでいる人がいたら、やさしく声をかけてあげてください。
言葉を交わすだけでも、その人の不安や悩みを和らげることができるかもしれません。

[関連サイト]

厚生労働省「ゲートキーパーになろう!」(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

政府広報オンライン「あなたもゲートキーパーに!大切な人の悩みに気づく、支える」(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

主な取り組み

  1. ボランティア活動や各地区体操の会や談話室など、各種講演会や地区活動でゲートキーパーの教育を実施。
  2. 成人式時にパンフレットを配布し、若年層への周知。

ゲートキーパー養成研修

実績
開催場所実施回数参加人数
職員、ボランティア研修会等計4回116人
談話室等計8回192人
体操の会計3回41人
講習会等計2回33人
成人式計1回850人
その他計2回12人
合計計20回1,244人


3.市民への啓発と周知

主な取り組み

  • いのちの相談窓口案内メッセージカードの設置(病院や公共施設のトイレへ)。
  • 自殺対策強化週間(9月)、月間(3月)に広報紙掲載やポスター掲示。
  • 自殺対策強化月間(3月)に鎌ケ谷消防署に懸垂幕の設置。
  • 市ホームページに相談窓口を紹介するページを作成し、周知。
  • 地区活動及びボランティア団体や職員研修等でゲートキーパーの周知。

精神保健学習会

  • 令和4年9月に、鎌ケ谷市精神保健嘱託医を講師として「精神障碍と自殺行動」の学習会及び「全国と鎌ケ谷市の自殺の現状(鎌ケ谷市での自殺対策を考える検討会)」を開催し、自殺に関する事例検討会を実施。
  • 令和4年11月には、嘱託医を講師として「人格障碍(パーソナリティ障碍・パーソナリティ症)、同一性障碍・依存症」について、保健師学習会を開催。
  • 「コロナ禍でのこころの健康(希望と信頼の大切さ)」をテーマに、嘱託医がコラムを執筆し市ホームページに掲載し、コロナ禍においてこころの健康を保つための過ごし方を啓発。

精神保健学習会の募集は、鎌ケ谷市ホームページ「成人の健康」でお知らせします。

取り組み事例

市ホームページ「ひとりで悩まないで相談を」

悲しいこと、つらいこと、苦しい思いをひとりで抱えていませんか?
電話やSNSで話を聞いてくれる人が待っている窓口があります。
鎌ケ谷市では、主に当市や千葉県が運営する相談窓口を紹介したページをホームページ上に公開しています。
次のリンクをご覧ください。

「ひとりで悩まないで相談を」(鎌ケ谷市ホームページ)

厚生労働省サイト「まもろうよこころ」

厚生労働省「まもろうよこころ」バナー画像外部サイトへリンク 新規ウィンドウで開きます。
画像クリックでサイトへ移動

厚生労働省による、相談窓口、ゲートキーパー、自殺対策の取り組みなどの情報をわかりやすくまとめたサイトです。
こちらのサイトは、市のホームページ「ひとりで悩まないで相談を」でも紹介しています。
悩みがある方、困っている方をサポートするためのさまざまな取り組みがあり、声に出すことが不安な方も、チャットやSNSで相談できます。


厚生労働省「まもろうよこころ」(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

関連サイト

厚生労働省発行「主な相談窓口一覧」

厚生労働省による、相談窓口を一覧にしたリーフレットが発行されています。
こちらにも電話相談窓口だけではなく、利用者が利用しやすいSNS相談窓口が紹介されています。
厚生労働省「主な相談窓口一覧」(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

千葉県発行「あなたのこころ元気ですか?」

千葉県では、現在年間で約1,000人の方が自らの命を絶っています。
過重労働、社会的孤立、健康問題、就職問題など過度のストレスが長く続くと、心身に様々な影響を与え、うつ病、統合失調症、アルコール依存症などの精神疾患を引き起こし、自殺に追い込まれることに。
県では、うつ病などの精神疾患に関する情報や、相談窓口に関する情報を掲載した冊子「あなたのこころ元気ですか?」を作成しました。

千葉県「あなたのこころ元気ですか?(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

4.生きることの促進要因への支援

主な取り組み

  • こころの健康相談を実施。
  • 市ホームページに、「ひとりで悩まないで」と題して、市内、県内や国などの各種相談窓口一覧を掲載。

5.児童・生徒のSOSの出し方に関する教育

主な取り組み

  • 市内全中学校の全学年へ向け、「命を守る、心の応急手当」というリーフレットを配布し周知。
  • インターネットパトロールを実施し、青少年が頻繁に利用するSNS(Instagram、X(旧Twitter)等)において自殺をほのめかすような投稿が発見された場合には、警察や学校など関係機関と連携を図った。
  • 来所の他、電話やインターネットでも相談業務を実施。

関連リンク

問い合わせ

健康福祉部 健康増進課 成人保健係

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 総合福祉保健センター1階

電話:047-445-1405

ファクス:047-445-8261

お問い合わせメールフォーム

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代表電話:047-445-1141
ファクス:047-445-1400
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