第1回　所蔵資料の整理

新型コロナウイルス蔓えん防止のために郷土資料館を一時休館していましたが、お休み中の郷土資料館では学芸員が館内に保管されている資料の整理を行っていました。

たくさんの資料を整理するためには、広いスペースが必要です。しかし、残念ながら当館には資料整理のための広いスペースがないため、休館中の常設展示室を利用して、資料を整理しています。そのため、現在の常設展示室は資料であふれかえっています。

整理作業では、収蔵室から資料を取り出して、一つ一つ状態を確認し、写真を撮ります。このような作業は来館者の方はあまり目にすることはありませんが、様々な博物館業務の基礎となる大切な作業です。

郷土資料館が休館になってからコツコツ整理を進めて、4月10日現在、300点ほどの資料整理が完了しています。整理をしていると面白い資料に出会うことも。次回からは資料整理の過程で出会った面白い資料や、市史編さん事業が終了した平成29年以降に発見された鎌ケ谷の歴史についてお伝えしていきます。