更新日:2021年11月17日
鎌ケ谷市にはドッグランはありませんので提案に至った経緯です。ドッグランは以下の必要性と効果が得られると思います。
- 犬のトラブル防止
貝柄山公園では過去にノーリードの犬の散歩をしている方がいるとのことで、注意喚起の立て札などもありました。ドッグランを作ることによって、犬の遊ぶスペースと公園を利用する人の空間のすみ分けを明確にし、より快適に公園の使用ができると思います。犬同士も遊ばせることによって運動欲とストレスを発散させることができれば、無駄吠え等のトラブルを防ぐ効果があります。また、犬のしつけ効果も見込めます。
利用登録制度により、犬の狂犬病各種ワクチン接種の徹底も期待できます。 - コミュニティ形成
人と犬とのふれあいの場があることによって住民間のコミュニティ形成が期待できます。コミュニティ形成によって、犬に関するルールとマナーの情報共有ができることも期待できます。犬の飼い主同士の情報共有の場ができれば、さらにマナーの向上が見込めます。コロナの影響による巣ごもり需要からか、ペットの飼育が増えております。
安全で健やかな犬との生活のためドッグランが有効かと思います。
貝柄山公園には、使われていない土俵のような場所があります。小さいスペースでもいいので、そこの有効利用はいかがでしょうか。ぜひ検討願います。
ドッグランの設置には一定の広さを有する広場を必要とし、犬の逃げ出し防止や事故防止のためにドッグラン外周に仕切りフェンスを設置する必要があります。
貝柄山公園にある既存の広場にドッグランを設置した場合、新たに仕切りフェンスを設置することにより広場が分断されるほか、犬の鳴き声が周辺へ広く拡散するといった環境面、犬のふん尿の処理やにおいといった衛生面などの課題があります。
公園の広場は、基本的には子供からお年寄りまで安心して遊び、憩う場として提供していることから、広場内のドッグラン設置は難しいものと考えております。
[担当 公園緑地課]