新型コロナウイルス感染症と診断された方、そのご家族の皆様へ

　新型コロナウイルス感染症と診断された方やそのご家族の方へ向けた情報をまとめています。

　新型コロナウイルス感染症は誰でも感染する可能性があります。
　感染を広げないため、感染対策を行いましょう。

発症後5日間が他人の感染させるリスクが高いことから、発症日を0日として5日間かつ症状が軽快後1日は外出を控えること、発症から10日が経過するまではウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用すること等が推奨されています。
詳細につきましては、厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」（外部サイト）をご覧ください。
【関連リンク】
千葉県「発熱時の行動フロー・コロナかなと思ったら」（外部サイト）

　感染拡大を防止するため、感染されているご本人及び家族などの同居者は次の点に注意しましょう。

• ご本人は外出を控えてください。（発症日を0日として5日間かつ症状が軽快後1日）
• 外部からの不要不急の訪問者は受け入れないでください。

• 咳やくしゃみのしぶき（飛沫）に含まれるウイルスを吸い込むことによる感染です。
• 予防するには、咳やくしゃみが直接人にかからないよう、マスクやティッシュ等で口と鼻を覆う等の「咳エチケット」が効果的です。

• ウイルスの付着した手で、目・口・鼻を触ることによる感染です。
• 予防するには、手洗い・アルコール消毒が効果的です。

• 子どもがいる方、部屋数が少ない場合など、部屋を分けられない場合には、同室内の全員がマスクを着用し、十分な換気を行ったうえで、少なくとも2メートル以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを設置することをお薦めします。
• 寝るときは頭の位置を互い違いになるようにしましょう。

• トイレ、洗面所など共用スペースの利用は最小限にしましょう。
• 共用する場合は、十分な清掃と換気を行いましょう。
• ご本人が入浴する場合は、家族の中で最後に行いましょう。

　心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、妊婦の方などがご本人のお世話をするのは避けてください。

• こまめに石鹸での手洗いやアルコール消毒をしましょう。
• 洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしてください。

• 定期的に換気をしてください。(1、2時間に一度、5分から10分程度)
• 共有スペースや他の部屋も窓を開け放しにするなど換気しましょう。

• 使用したマスクは他の部屋に持ち出さないでください。
• マスクの表面には触れないようにしてください。マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外しましょう。
• マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗いましょう。（アルコール手指消毒剤でも可）

• マスクが汚れたときは、すぐに新しい清潔な乾燥マスクと交換。
• マスクがないときなどに咳やくしゃみをする際は、ティッシュ等で口と鼻を覆う。

• 物に付着したウイルスは、しばらく生存します。
• 塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、使用量の目安に従って薄めて使ってください。

• タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でかまいません。
• ご本人の使用したものを分けて洗う必要はありません。

　特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどでは共用しないように注意しましょう。

　体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋、マスク、カッパ等の使い捨てが可能で、身体を覆うことができるものを身につけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。（糞便からウイルスが検出されることがあります。）

• 鼻をかんだティッシュや使用したマスクは、直接触れないようにして、すぐにビニール袋に入れ、しっかり縛って封をして捨ててください。
• ゴミがゴミ袋の外に触れた場合は、二重にゴミ袋に入れてください。
• ゴミを捨てた後は、直ちに石鹸で手を洗いましょう。

衛生管理については、「手洗い・身のまわりの消毒をしましょう（千葉県ホームページ）」（外部サイト）をご参照ください。

• 療養中は、ご自身で定期的に体温測定などの健康状態の観察を行ってください。
• 飲酒・喫煙は厳禁です。
• 服薬中の薬剤がある場合の自宅療養期間中の薬剤使用については、かかりつけ医療機関等に電話でご相談ください。
• 症状（発熱、咳、痰、倦怠感など）が悪化した場合、かかりつけ医等に受診してください。なお、千葉県新型コロナウイルス感染症相談コールセンターでも相談することができます。