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かまがや取材日記 梨の受粉 平成31年4月9日

更新日:2019年4月16日

不思議の果実「梨」

 梨の特産地、鎌ケ谷は梨の花の季節を迎えました。あちこちの梨畑では白い可憐な花が満開です。

 梨畑近くを散策すれば、桜に続いての花見を楽しめます。でも、梨農家は受粉作業に大忙し。花の中のめしべに花粉が付着する受粉が行われなければ梨の実はできません。

 初富にある鎌ケ谷市梨業組合の時田將(すすむ)組合長の梨畑で受粉作業を見学させてもらいました。広さ3,500平方メートルの梨畑には、幸水、豊水、長十郎の三品種計80本の木が育てられています。

 「今年の開花は例年より五日ほど早い。収穫は7月下旬頃からかな」と言いながら、時田組合長は長さ30センチほどの棒で次々と花に花粉を付けていきます。カップの中の花粉を棒の先端の耳かきのふわふわした白い毛に似た部分に付着させ、そっとなでるように花に触れていきます。たくさんある花の受粉は根気のいる地道な作業ですが、力強い味方もいます。それは、セイヨウミツバチです。

 梨畑の中央には、黒い巣箱が置かれ、周りではミツバチが飛び回っていました。福島県の養蜂業者のミツバチ3万匹で、巣箱は10日ほど置かれます。3万匹がせっせと花から花へ蜜と花粉を集める過程で花粉を媒介し受粉する訳ですが、行動範囲が半径3キロほどというミツバチは自由気ままに飛び回ります。ミツバチ任せの「自然受粉」だけでは不十分。そこで「人工授粉」も行って、より確実に受粉できるようにします。受粉は、ミツバチと人の共同作業です。

 時田組合長の説明を聞いて驚いたことがありました。梨は、同じ品種の花粉では受粉できない性質を持つそうです。つまり、幸水の受粉には、豊水や長十郎といった違う品種の花粉が必要なのです。違う品種同士の受粉では、ハイブリッド(交雑種)の果実ができるのではと想像しがちですが、そうはなりません。例えば、幸水の花に豊水の花粉を付けても、できる果実は幸水なのです。逆に、豊水の花に幸水の花粉の組み合わせでも豊水の実がなります。知りませんでした。不思議ですね。受粉の神秘を感じました。

 受粉した花は、すぐに実を成長させます。4月下旬からは、実の数を減らして残った実に栄養が行き渡るよう摘果作業を行います。そして、残された実は甘くみずみずしい梨に育ちます。

 この夏、梨をほおばった時、きっと思うでしょう。「花粉の品種は何だったのかな」と。今年の梨は一味違いそうです。

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