新型コロナウイルス感染症予防について
職場での新型コロナウイルスの感染にご注意ください!
新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。
職場での「4つ」の対策ポイントを守って感染拡大防止に努めましょう!
- 「換気」 室内ではこまめに換気をしましょう
- 「密」 席や更衣室で、人と適切な距離をとりましょう
- 「共用」 複数人での備品の共用はできる限り避けましょう
- 「休」 体調が悪い場合は、軽めの症状でも休みましょう・休ませましょう
感染症の基本
感染症にかかりやすくなるポイントとして、
(1)ウイルスや菌が体内に入ってきてしまう
(2)ウイルスや菌となる病原体がいる
(3)自分の免疫力が低い
これらが揃うと感染症にかかりやすくなります。
よって感染症の予防の基本は、
ウイルスや菌が体内に入ってくることを防ぐ
感染を防ぐには、ウイルスや菌が体内に侵入することを防ぐことが大切です。
ウイルスや菌を持ち込まない、持ち出さない、拡げないことに注意しましょう。
手洗い・うがい・歯磨き
手にはウイルスや菌がたくさんついています。また、呼吸の通り道である喉の粘膜にウイルスや菌が付着します。そして、口の中にはもともとたくさん菌がいて、その菌がウイルスを体内に取り込みやすくしてしまいます。手洗い・うがい・歯磨きを意識しましょう。
手洗い・うがい・歯みがきの3ステップで感染予防
マスク
マスクをつけることで咳やくしゃみをしたときに周囲への汚染を減少させることができます。
また、周囲の汚染を体内に取り込むことを抑えることができます。マスクの豆知識(PDF:382KB)
ご家庭でのマスク等の捨て方(環境省)(PDF:543KB)
咳エチケット
咳が出る人はマスクを着用しましょう。
マスクがない場合、咳をするときにティッシュで鼻と口を完全に覆い、とっさの場合は、手のひらではなく、袖等で口と鼻を覆いましょう。
鼻をかんだらすぐにゴミ箱に捨てましょう。ゴミ箱は蓋つきが理想です。
集団発生防止のために
特に、持病がある方、ご高齢の方は、人混みを避けるなど、より一層注意してください。
密を避けて外出しましょう
3つの密を避けるための具体的なポイントについては、こちらをご覧ください。3つの密避けるための手引き(PDF:1,394KB)
人との接触を減らすために
3つの密を避けると同時に、今後の流行をおさえるためには、すべての国民を対象に、「人との接触を8割減らす」ことが重要であることが、4月22日の新型コロナウイルス感染症専門家会議で示されました。
人との接触を8割減らす、10のポイント
生活
身の周りの方が濃厚接触者であったり、新型コロナウイルスに感染していることが疑われたりする場合に気を付けていただきたいポイントです。身のまわりに濃厚接触者がいらっしゃる場合(PDF:411KB)
家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合、家族内でご注意していただきたいこと 8つのポイント(PDF:954KB)
新型コロナウイルス感染症の重症化リスクと喫煙について(千葉県ホームページより抜粋)
新型コロナウイルス感染症の重症化リスクと喫煙との関連性について、WHOのステートメントによれば、WHOが2020年4月29日に招集した専門家によるレビューにおいて、喫煙者は非喫煙者と比較して、新型コロナウイルスへの感染で重症となる可能性が高いことが明らかになったことなどが報告されています。
また、中国の入院患者において、喫煙者あるいは過去に喫煙していた人は、非喫煙者に比べ、新型コロナウイルスに感染した場合の重症化リスクが約1.7倍、集中治療室(ICU)への入室や人工呼吸器による管理、死亡のいずれかの状態に陥るリスクが約2.9倍であったという報告があります(ただし、このデータは、年齢や持病の有無など重症化に関わる他の要素は考慮していません)。
喫煙は、肺炎やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を引き起こす原因となります。これを機会に禁煙をスタートさせてみてはいかがでしょうか。県では、禁煙したい人が直ちに禁煙できるための支援を行っています。
新しい生活様式
5月4日、厚生労働省は新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえ、今後、日常生活の中で取り入れていただきたい実践例を公表しています。
新型コロナウイルス感染症は、無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例があります。新型コロナウイルス感染症対策には、自らを感染から守るだけでなく、自らが周囲に感染を拡大させないことが不可欠です。そのためには一人ひとりの心がけが何より重要です。
市民の皆様お一人おひとりが、日常生活の中で「新しい生活様式」を心がけていただくことで、ご自身のみならず、大事な家族や友人、隣人の命を守ることにつながります。
【関連リンク】
通いの場に参加するための注意点(感染拡大防止に配慮して通いの場に参加しましょう!)
ウイルスや菌の除去
付着したウイルスや菌はしばらく生存します。日頃から定期的に清掃する事で除菌し、清潔を保ちましょう。
アルコール消毒
流水と石鹸での手洗いができないときは、手指消毒用アルコールも同様にウイルスの脂肪の膜を壊すことによって、感染力を失わせることができます。
濃度70%以上95%以下のエタノールを用いて拭き取ります。
【備考】60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません。
【注意】
- アルコール過敏症の人は使用を控えてください。
- 引火性があります。空間噴霧は絶対にやめてください。
次亜塩素酸ナトリウム
テーブル、ドアノブなどには、市販の塩素系漂白剤の主成分である次亜塩素酸ナトリウムが有効です。「次亜塩素酸」の酸化作用などにより、新型コロナウイルスを破壊し、無毒化するものです。
身のまわりを清潔にしましょう。(厚生労働省・経済産業省)(PDF:927KB)
【注意】
- 塩素に過敏な方は使用を控えてください。
- 目に入ったり、皮膚についたりしないよう注意してください。
- 飲み込んだり、吸い込んだりしないよう注意してください。
- 酸性のものと混ぜると塩素ガスが発生して危険です。また、金属製のものに次亜塩素酸ナトリウムを使用すると、腐食する可能性があるの注意してください。
次亜塩素酸水
テーブル、ドアノブなどには、一部の「次亜塩素酸水」も有効です。次亜塩素酸水は、「次亜塩素酸」を主成分とする、酸性の溶液で、酸化作用により、新型コロナウイルスを破壊し、無毒化するものです。いくつかの製法がありますが、一定濃度の次亜塩素酸水が新型コロナウイルスの感染力を一定程度減弱させることが確認れています。
[使用方法] 消毒したものの汚れはあらかじめ落としておきます。
- 拭き掃除には、有効塩素濃度80ppm以上(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かした製品の場合は100ppm以上)の次亜塩素酸水をたっぷり使い、消毒したいものの表面をヒタヒタに濡らした後、20秒以上おいてきれいな布やペーパーで拭き取ってください。元の汚れがひどい場合などは、有効塩素濃度200ppm以上のものを使うことが望ましいです。
- 生成されたばかりの次亜塩素酸水を用いて消毒したいものに流水掛け流しを行う場合、35ppm以上のものを使いましょう。20秒以上掛け流した後、きれいな布やペーパーで拭き取ってください。
【注意】
- 塩素に過敏な方は使用を控えてください。
- 目に入ったり、皮膚についたりしないよう注意してください。
豆知識 「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」について
「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」は、名前が似ていますが、異なる物質です。
「次亜塩素酸ナトリウム」はアルカリ性で、酸化作用を持ちつつ、現役で長期保存ができるようになっています。ハイターなどの塩素系漂白剤が代表です。
「次亜塩素酸水」は酸性で、次亜塩素酸ナトリウムと比べて不安定であり、短時間で酸化させる効果がある反面、保存状態次第では時間とともに急速に効果がなくなります。
ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう!
新型コロナウイルスに、0.01から0.2%に希釈した界面活性剤を20秒から5分間反応させると、ウィルスの数が減少することが確認されました。
使用上の注意を守って正しく使用し、新型コロナウイルスを効果的に除去しましょう!
ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう(厚生労働省・経済産業省)(PDF:347KB)
換気
新型コロナウイルス等の微粒子を室外に排出するためには、こまめに換気を行い、部屋の空気を入れ替えることが必要です。
室内温度が大きく上がらない又は下がらないように注意しながら、定期的な換気を行いましょう。窓を使った換気を行う場合、風の流れができるよう、2方向の窓を、1時間に2回以上、数分程度、全開にしましょう。
※なお、人がいる環境に、消毒や除菌を謳う商品を空間噴霧して使用することは、眼、皮膚、への付着や吸入による健康影響のおそれがあることから推奨されていません。また、消毒や除菌効果を謳う商品をマスクに噴霧し、薬剤を吸引してしまうような状態でマスクを使用することは、健康被害のおそれがあることから推奨されていません。
熱水
食器や箸などは、80℃の熱水に10分間さらすことで、ウイルスを死滅させることができます。(やけどにご注意ください)
豆知識 「消毒」と「除菌」について
「消毒」は、菌やウイルスを無毒化することです。「薬機法」に基づき、厚生労働大臣が品質・有効性・安全性を確認した「医薬品・医薬部外品」以外の製品に記されています。
なお、「医薬品・医薬部外品」の「消毒剤」であっても、それ以外の「除菌剤」であっても、全ての菌やウイルスに効果があるわけではなく、新型コロナウイルスに有効な製品は一部であることに注意が必要です。また、手指など人体に用いる場合は、品質・有効性・人体への安全性が確認された「医薬品・医薬部外品」を使用してください。
「除菌」は、菌やウイルスの数を減らすことです。「医薬品・医薬部外品」以外の製品に記されていることが多いようです。
消毒の語は使いませんが、一部の洗剤や漂白剤など、実際には細菌やウイルスを無毒化できる製品もあります。
自分の免疫力を高める
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
