住宅用火災警報器は10年を目安に交換が必要です
更新日:2018年6月25日
10年を目安に交換が必要です!!
住宅用火災警報器は、平成18年6月に新築住宅へ設置が義務付けられ、また、平成20年6月以降は既存住宅を含むすべての住宅に設置が義務付けられました。平成28年は、新築住宅へ設置が義務付けされてから、ちょうど10年目となります。
古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、10年を目安に交換が必要です。
住宅用火災警報器の専用電池はメーカーから入手可能ですが、電池を交換しても他部品の劣化が考えられるため本体の交換をお勧めします。
いざというときに確実に作動するよう適正な維持管理をしましょう。
メンテナンスが必要です!
住宅用火災警報器が適切に機能するため、日頃の作動確認と定期的なお手入れ(電池切れやほこり・クモの巣などの除去など)をしておきましょう。
本体が汚れたら乾いた布で拭いたり、点検用のボタンやひもを引くなど機種の取扱い説明書をご確認のうえで作動を確認し、音が鳴らないときは電池の交換や本体の交換をしましょう。
【備考】作動点検を行う際には、転倒や落下に注意し安全に作業を行ってください。
経年劣化した住宅用火災警報器をそのまま使用したら?
経年劣化した住宅用火災警報器をそのまま使用し続けた場合、火災を感知しなくなる可能性もあります。
その結果、火災を早期に発見できず火災が拡大し逃げ遅れることも考えられます。いち早く火災を知らせてくれる住宅用火災警報器ですが、正常に作動しなければ設置する意味はありません。
ご自宅の住宅用火災警報器を確認してみましょう!
ご自宅の住宅用火災警報器、古くなっていませんか?
ご自宅に取り付けられている住宅用火災警報器がいつ設置されたものなのか確認してください。約10年を経過している場合は、本体の交換を考えましょう。
設置年数を調べるには、住宅用火災警報器を設置した時に記入した「設置年月」、または本体に記載されている「製造年」を確認してください。
設置年月または製造年がわからない場合や何も記載されていない場合は、こまめに点検を行い異常が見られたときは本体を交換してください。
新しい住宅用火災警報器に交換したら!
住宅用火災警報器本体や電池を新しいものに交換したときは、本体の側面などに油性ペンで設置(交換)年月日を記入しましょう。
作動を確認し、音を聞いてみるのも忘れずに!
こまめに作動確認を行いましょう!
住宅用火災警報器が正常に作動しているかを確認するために、こまめな点検が必要です。
ボタンを押す、またはひもを引いて作動確認をします。
正常な場合は、正常をお知らせするメッセージまたは火災警報音が鳴ります。
音がならない場合は?
電池がきちんとセットさせているか、ご確認ください。
警報音がならない場合は、「電池切れ」または「機器本体の故障」です。取扱説明書をご覧ください。
検定合格表示について
平成26年4月1日から、住宅用火災警報器の「鑑定制度」が国家検定の「検定制度」に変わりました。
それに伴い、表示される証票も従来の「鑑定合格証票(NSマーク)」から「検定合格証票」に変更となっています。
「鑑定合格証(NSマーク)」の商品は、平成31年3月31日までは販売や設置工事は可能ですが、それ以降は販売も設置工事も行うことはできなくなります。
『とりカエル』は住宅用火災警報器の交換時期を知らせることが使命のキャラクターです。
