更新日:2023年9月4日
期日 令和5年9月4日(月曜日)午前10時から
会場 市役所地下 団体研修室
令和5年鎌ケ谷市議会定例会 令和5年9月会議付議事件一覧
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総務企画部 総務課
電話:047-445-1141
本市の令和4年度一般会計決算額は、歳入総額が435億3,916万7千円で、前年度と比較し、額で16億9,335万6千円、率で3.7%の減となりました。これは、新型コロナウイルス感染症対策として令和3年度から令和4年度まで実施した子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金などの国庫支出金の減少が主な要因となっております。
また、歳出総額は、407億9,725万4千円で、前年度と比較し、額で13億6,215万9千円、率で3.2%の減となりました。これは、義務教育施設維持補修事業などの普通建設事業費や子育て世帯臨時特別給付金などの扶助費の減少が主な要因となっております。
収支の状況は、歳入決算総額から歳出決算総額を差し引いた形式収支が27億4,191万3千円となり、翌年度に繰り越した事業に必要な財源2億4,345万円を差し引いた実質収支は、24億9,846万3千円の黒字となりました。
一般会計収支の状況(単位は千円)
子育て世帯応援特別給付金 1億3,284万円
学校給食用賄材料費の公費補填 3,577万8千円
市制記念公園水遊び場の整備に向けた実施設計 282万5千円
キャッシュレス決済ポイント還元事業 1億2,057万円
高齢者物価高騰対策支援給付金 7,744万円
中小企業及び農業者に対する経営支援給付金 9,480万円
帯状疱疹ワクチン接種費用の助成 288万9千円
高齢者補聴器購入費用の助成 60万円
【備考】新型コロナウイルスワクチン接種、保育所などにおけるPCR検査、多子世帯への保育料や学校給食費の減免、高校生等医療費助成、北千葉道路の早期開通実現に向けた要望活動など市長公約に掲げた緊急に取り組む事業も継続実施。
法で定める健全化判断比率は、早期健全化基準を下回っております。
毎年の借入金返済の状況を表す「実質公債費比率」は、0.2ポイント増の4.9%となりましたが、財政健全化法による早期健全化基準の25.0%を下回っており、今後も下回る状況が続くと推測されます。
将来負担することとなる地方債残高など市全体の債務状況を表した「将来負担比率」は、4.6ポイント減の32.2%となり、引き続き低い水準で推移しています。
なお、県内における財政の健全度の比較では、実質公債費比率が県内16位【注釈】、将来負担比率が県内27位【注釈】となっています。
【注釈】千葉市を除く県内36市中
比率名 | 法で定める基準 早期健全化基準 (イエローカード) | 法で定める基準 財政再生基準 (レッドカード) | 鎌ケ谷市 | 千葉市を除く 県内36市中の順位 |
---|---|---|---|---|
1 実質赤字比率 | 12.39% | 20.00% | 比率なし | 県内36市で比率なしのため 順位なし |
2 連結実質赤字比率 | 17.39% | 30.00% | 比率なし | 県内36市で比率なしのため 順位なし |
3 実質公債費比率 | 25.0% | 35.0% | 4.9% | 16位 |
4 将来負担比率 | 350.0% | 設定なし | 32.2% | 27位 |
【備考】実質赤字比率、連結実質赤字比率については、黒字のため当該比率が生じません
基金は、いわゆる市の貯金に相当するもので今後の財政運営に必要不可欠な財源です。
本市の基金には、経済状況等の影響などによる財源不足に対応する財政調整基金、借入金返済に対応する減債基金、公共施設の整備や修繕費用に対応する公共施設整備基金など9種類あります。
令和4年度末における基金全体の残高は、重点事業へ積極的に基金を活用しましたが、財政調整基金や減債基金への計画的な積み立てを行ったことで、約54億1千万円を確保しております。また、財政調整基金残高は、約26億円確保し、「鎌ケ谷市財政健全化計画」に定める年度末残高目標である19億円を3年ぶりにクリアしました。
今後においても、市民サービス充実のための基金活用と財政運営のバランスを考慮しながら、一定程度の基金残高を確保してまいります。
(単位は千円)
経常収支比率【注釈】は、財政構造の弾力性を示す指標となりますが、令和4年度は昨年度より3.0ポイント上昇した95.4%となり、県内で32位(千葉市を除く36市中)に位置しています。
これは、医療・介護特別会計への繰出金、公債費などの経常的な支出が増加したこと、市税の増はあったものの、臨時財政対策債や株式等譲渡所得割交付金が減となり、市の経常的な収入が減となったことによりますが、「鎌ケ谷市財政健全化計画」で定める「減債基金繰入金を経常的な支出である公債費から差し引いて算出した経常収支比率」については、91.7%となり、目標値の95%未満を維持しています。
なお、償還がピークとなっている公債費については、「地方債に関する総合的な管理方針」により、減債基金の計画的な積み立てと活用を行うことで、必要最低限の投資的経費を確保しています。
【注釈】経常収支比率は、市税(都市計画税を除く)など経常的な収入(一般財源)が、人件費・扶助費・公債費など経常的に支出する経費に、どの程度使われているのかを表す指標のこと
(単位は千円)
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総務企画部 企画財政課 財政室
電話:047-445-1141
今年の「第49回鎌ケ谷市民まつり」は、10月14日(土曜日)に市役所および新鎌ケ谷駅周辺で開催します。
5年ぶりとなる今年の市民まつりは、福島県の「相馬野馬追」(国指定重要無形民俗文化財)の騎馬武者行列を、貝柄山公園から市役所周辺までのコースで実施します。
また、「フリーバザール」や「KAMA-1グランプリ」、「ご当地キャラクターイベント」、「ステージ」、「こどもイベント」などを実施します。
令和5年10月14日(土曜日)午前10時から午後5時まで
荒天中止
市役所駐車場、新鎌ヶ谷駅南口交通広場、新鎌通り 他
鎌ケ谷市民まつり実行委員会
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市民生活部 市民活動推進課
電話:047-445-1141
令和5年4月1日から改正道路交通法が施行され、全ての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。
自転車乗用時に交通事故で亡くなる人の約6割が頭部に致命傷を負っており、ヘルメットを着用していなかった人の致死率は、着用していた人に比べて約2.1倍高くなっていることから、被害を軽減するため、ヘルメットを着用する事が重要です。
このことから、市では、ヘルメット購入者に対して購入金額の一部を助成し、ヘルメットの着用促進および安全の確保を図ります。
口座振り込み
令和5年10月16日(月曜日)から令和6年3月29日(金曜日)まで
申請書および以下に掲げる項目の記載がある書類を提出。
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都市建設部 道路河川管理課
電話:047-445-1141
このたび、鎌ケ谷地区において、幕末から明治にかけて村役人を務めるとともに、数多くの商いを手掛けていた徳田家より、江戸時代以降の歴史資料と民俗資料合わせて約7,000点をご寄贈いただきました。
資料は、同家が江戸時代は村役人、また明治時代には村長、収入役を輩出していることから、村政に関わる資料のほか、手広く商いをしていたことから、商い関係の資料も多く、その中でも市域では珍しい酒造関係の資料もあります。
また、鎌ケ谷市指定文化財となっている「官軍兵士の墓」の管理関係資料のほか、明治時代後半から昭和30年代半ばまでは現鎌ケ谷市域に一つしかなかった郵便局関係資料もあります。
これら資料の一部は市史編さんや令和5年3月から5月にかけて開催した「商いの記録と記憶in鎌ケ谷 『近世から近・現代へ』」でも展示資料として活用するなど、鎌ケ谷宿の経済活動、強いては市の歴史を知る上でも貴重な資料です。
村方明細帳(寛政12年)
村明細帳は、支配役所または幕府役人の巡見などで必要に応じて作成され、その村の概況について村役人から差し出したものをいいます。
村側に残るものはその控えや写しですが、当時の田畑の石高や反別(面積)、種別、土地利用状況のほか、家の数や人数、家畜数、農業以外の職種や稼ぎなど詳細に記されており、鎌ケ谷宿の旅籠の軒数はこの資料により分かりました。
江戸時代から明治初年にかけて鎌ケ谷では珍しい酒造業を営んでおり(のちに廃業)、その関係の資料が多く残されています。
鎌ケ谷村家並・地割図
鎌ケ谷宿の当時の家並がわかる図で、これにより木下街道に沿って宿場独特の短冊地形地割も分かります。
現在も鎌ケ谷地区に所在する延命寺(えんめいじ)、清長庵、鎌ケ谷八幡神社および浅間神社(後に鎌ケ谷八幡神社境内に遷宮)の状況が分かります。これらの絵図は明治政府の神仏分離政策のため作成されたものです。
延命寺境内絵図
八幡大神(鎌ケ谷八幡)境内絵図
商いや郵便局に関する資料のほか、手広く商いをしていたことから来客用対応用と思われる多量の食器、箪笥などいろいろな種類の道具が大切に保管されていました。
銭箱【備考】
番傘 (郵便配達員が雨天時に使用した)
【備考】上部に銭の投入口があり、錠が掛けられるようになっていた
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教育委員会 生涯学習部
文化・スポーツ課 郷土資料館
電話:047-445-1030
総務企画部 秘書広報課 広報広聴室