更新日:2021年8月31日
期日 令和3年8月31日(火曜日)
時間 午前10時から
会場 市役所地下 団体研修室
総務企画部 総務課 行政室 電話:047-445-1056
本市の令和2年度一般会計決算額は、歳入総額が491億8,646万1千円で、前年度と比較し、額で132億1,361万5千円、率で36.7%の増となりました。これは、新型コロナウイルス感染症対策のための特別定額給付金事業費補助金や新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金など、国庫支出金の増加が主な要因となっております。
一方で、歳出総額は472億8,117万円で、前年度と比較し、額で125億7,925万1千円、率で36.2%の増となりました。これは、新型コロナウイルス感染症対策のための特別定額給付金や経営支援給付金などの補助費等、小中学校ICT環境整備事業などの普通建設事業費の増加が主な要因となっております。
収支の状況は、歳入決算総額から歳出決算総額を差し引いた形式収支が19億529万1千円となり、翌年度に繰り越した事業に必要な財源2億692万7千円を差し引いた実質収支は、16億9,836万4千円の黒字となりました。
一般会計収支の状況
(単位 円)
年度 区分 | 令和2 | 令和元 | 前年度比較 | |
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歳入総額 A | 49,186,461 | 35,972,846 | 13,213,615 | |
歳出総額 B | 47,281,170 | 34,701,919 | 12,579,251 | |
差引額(A-B) | 1,905,291 | 1,270,927 | 634,364 | |
翌年度へ繰越すべき財源 | 逓次繰越 D | 10,047 | 20 | 10,027 |
繰越明許 E | 184,447 | 226,563 | - 42,116 | |
事故繰越 F | 12,433 | 13,351 | - 918 | |
支払繰延 G | 0 | 0 | 0 | |
計(D+E+F+G) H | 206,927 | 239,934 | - 33,007 | |
実質収支(C-H) | 1,698,364 | 1,030,993 | 667,371 | |
単年度収支 | 667,371 | - 930,028 | 1,597,399 |
法で定める健全化判断比率は、早期健全化基準を下回っております。
【実質公債費比率】
毎年の借入金返済の状況を表す「実質公債費比率」は、0.9ポイント増の4.3%となりましたが、財政健全化法による早期健全化基準の25.0%を下回っており、今後も下回る状況が続くと推測されます。
【将来負担比率】
将来負担することとなる地方債残高など市全体の債務状況を表した「将来負担比率」は、地方債の現在高は減少したものの、財政調整基金をはじめとした各種充当可能基金が減となったことなどにより、4.3ポイント増の32.1%となりましたが、引き続き低い水準で推移しています。
なお、県内における財政の健全度の比較では、実質公債費比率が県内15位、将来負担比率が県内23位となっています。
比率名 | 法で定める基準 | 鎌ケ谷市 | 県内37市中の順位 | |
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早期健全化基準 (イエローカード) | 財政再生基準 (レッドカード) | |||
1 実質赤字比率 | 12.48% | 20% | - | - |
2 連結実質赤字比率 | 17.48% | 30% | - | - |
3 実質公債費比率 | 25% | 35% | 4.3% | 15位 |
4 将来負担比率 | 350% | - | 32.1% | 23位 |
【備考】実質赤字比率、連結実質赤字比率については、黒字で当該比率が生じないため、「-」で表示しています。
経常収支比率【備考】は、財政構造の弾力性を示す指標となりますが、令和2年度は昨年度より0.6ポイント改善した97.3%となり、県内で32位に位置しています。
これは、主に会計年度任用職員制度の導入による人件費や公債費など経常的な支出が増額しましたが、経常な収入(一般財源)である地方消費税交付金や地方交付税、市税などの増がこれを上回ったことによるものです。
増加傾向にある公債費については、「地方債に関する総合的な管理方針」により、減債基金の計画的な積み立てと活用を行うことで、必要最低限の投資的経費を確保しています。
【備考】経常収支比率は、市税(都市計画税を除く)など経常的な収入(一般財源)が、人件費・扶助費・公債費など経常的に支出する経費に、どの程度使われているのかを表す指標のこと。
基金は、いわゆる市の貯金に相当するもので今後の財政運営に必要不可欠な財源です。
本市の基金には、経済状況等の影響などによる財源不足に対応する財政調整基金、借入金返済に対応する減債基金、公共施設の整備や修繕費用に対応する公共施設整備基金など9種類あります。
令和2年度末における基金全体の残高は、減債基金への計画的な積み立てを行う一方で、重点事業へ積極的に基金を活用しましたが、約47億円を確保しております。今後においても、市民サービス充実のための基金活用と財政運営のバランスを考慮しながら、一定程度の基金残高を確保してまいります。
総務企画部 企画財政課 財政室 電話:047-445-1079
新品種の梨、「秋満月(あきみつき)」の収穫が9月中旬から始まります。この梨は千葉県農林総合研究センターで12年間かけて開発されたものであり、「なつひかり」(1993年登録出願)以来、20年ぶりに開発された千葉県のオリジナル品種となります。
「秋満月」の愛称は、5,715点の応募から千葉県が設置した愛称設置委員会にて選ばれたものです。この愛称は、満月のように大きく実った梨に農家と消費者の喜びと感謝の気持ちを込めて名付けられています。
全体の収穫量が少ないことから、今シーズンの直売所での販売量はごく僅かとなる見込みです。
鎌ケ谷市 市民生活部 農業振興課 電話:047-445-1233
市民の皆さんにふるさと鎌ケ谷の発展を紹介し、今後のまちづくりへの理解を深める機会となるよう、これまで本市で行ってきたまちづくりについて写真および概要の展示を行います。
令和3年8月30日(月曜日)から9月10日(金曜日)まで
鎌ケ谷市役所本庁舎1階 市民ホール
まちづくり紹介として、区画整理事業、連続立体交差事業、市制記念公園、北千葉道路などの写真パネルを展示します。
まちづくりを紹介したパンフレットを来場者に配布します。
【備考】新型コロナウイルス感染症の感染状況により変更する場合があります。
都市建設部 都市計画課 都市政策室 電話:047-445-1422
大雨が降った後に低地(民地)に集まる湧水によって発生する通称「平成池」(最大時、広さ約3,000平方メートル、深さ約2メートル、推定水量約6,000トン)による浸水被害解消のため、初富字五本松地区地域排水整備を土地所有者や周辺住民の協力のもと実施していましたが、このたび工事が完了しましたのでお知らせします。
湧水により発生した水を集水桝からマンホールポンプ内へ集水し、ポンプにより排水が行えるよう施設整備を行ったものです。
(1)期間 令和3年1月18日から8月31日
(2)費用 16,762,900円
(3)対象地 鎌ケ谷市初富字五本松地先(右図参照)
(4)内容
マンホールポンプ設置 1カ所
集水桝設置 3カ所
圧送管敷設 約110メートル
制御盤設置 1基
都市建設部 道路河川整備課 電話 :047-445-1440
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策(令和2年4月7日閣議決定)において、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援するため「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」が創設され、当該交付金の令和3年度 第2回分を受けるためには、令和2年度に引き続き、令和3年度においても実施計画の策定が必要となります。
(1)令和3年7月中に各自治体が、国に実施計画を提出
(2)国が1カ月程度の間に実施計画を確認、交付決定を令和3年9月中に行う
(3)鎌ケ谷市では、(2)の交付決定を確認してから補正予算に計上(令和3年9月追加補正を予定)
【備考】別途、令和3年度分の国庫補助事業の地方負担分について、冬ごろに第3回目の提出が予定されています(この際に、地方単独事業分を含めて実施計画の変更が可能)。
全30事業 実施計画総事業費 約2億3千万円(うち一般財源約2億2千万円)
内容 | 総事業費 |
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子育て世帯の負担軽減(医療費助成、保育料等減免、出産給付金) | 約1億円 |
小中学校の学習環境整備等 | 約3,400万円 |
プレミアム付き商品券事業 | 3,000万円 |
公共施設の非接触型水道・照明等の改修 | 約2,300万円 |
消毒液等感染症対策用品の購入 | 約1,200万円 |
障がい者や児童のPCR検査費用助成 | 約500万円 |
その他 | 約2,400万円 |
【備考】総事業費は、実施計画によるものであり、補正予算計上予定額と異なります。
【備考】上記の実施計画総事業費のうち、一般財源約2億2千万円に対して臨時交付金(約1億8千万円)を充当することとなります。
子ども医療費の助成について、現在は助成の対象外となっている高校生などに対し、令和3年10月から令和4年2月までに診療を受けた医療費を対象に、通院1回300円、調剤は無料、入院1日300円までの自己負担とし、これを超える額を市で助成します。
【備考】対象人口は約2,800人で、助成方法は償還払い方式、申請受付は11月からの予定。
問い合わせ
健康福祉部 こども支援課 電話:445-1325
市内在住で18歳に達した日以降の最初の3月31日までの間に児童・生徒を3人以上養育している世帯について、第3子以降の市内小中学校の令和3年度分の年間学校給食費を半額とします。
【備考】対象見込みは約900件を想定し、10月以降に手続きを開始。
問い合わせ
教育委員会 生涯学習部 学校教育課 学校給食センター 電話:445-5640
市内在住で保育所、小規模保育事業を利用する0歳から2歳の保護者について、第2子以降の保育料軽減に係る年齢制限を、現在は就学前児童を対象として原則、算定していますが、令和3年10月から令和4年3月までの間、所得に関わらず18歳未満の子を対象として算定することとし、第2子は半額、第3子は無償とします。
【備考】0から2歳児約700人中、保育料軽減の年齢制限が変更となる方は約100人で、10月以降の保育料に適用
問い合わせ
健康福祉部 幼児保育課 電話:445-1363
令和3年4月2日から令和4年4月1日までに生まれた新生児の保護者に対して、出産給付金として新生児一人あたり5万円を給付します。
【備考】対象は約700人を想定、10月末までに生まれた対象児童には個別に案内をし、11月以降に産まれた対象児童には出生届提出時に案内を配付予定
問い合わせ
健康福祉部 こども支援課 電話:445-1325
地域経済を活性化させるため、プレミアム率20%(1万円で1万2千円使用
できる)の商品券を発行します。
【備考】市内事業所で使用できる商品券10,000冊の発行を予定。発行総額1億円。
問い合わせ
市民生活部 商工振興課 電話:445-1240
小中学校や保育所、放課後児童クラブや障害者支援施設などの利用者および従事者などに対するPCR検査費用を助成し、不安の軽減を図るとともに、感染拡大を未然に防止します。
【備考】濃厚接触者などとなった保健所対応分を除いた希望者を対象に、10月以降に実施
問い合わせ
国民健康保険料および介護保険料の市独自の減免
国では、令和3年の収入見込み額が令和2年の収入と比較して30%以上減少する見込みがある人を対象として保険料の減免に対して財政支援をしています。
鎌ケ谷市では独自に対象を拡大し、令和元年の収入との比較で収入が30%以上減となった人に対しても保険料の減免を実施します。
これは、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、既に減収となった令和2年の収入との比較では、十分な支援を行えないと判断したためです。
問い合わせ
総務企画部 秘書広報課 広報広聴室