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第7回先進地視察 拡大ワークショップ 「大網白里町・季房会 協働による環境美化活動」

更新日:2018年6月25日

大網白里町 季房会

看板

 「千葉県大網白里町 季房会」は、大網白里町 季美の森地区において、平成15年、生涯大学園芸科のOB・卒業生で発足しました。近隣住民のみなさん、自治会、老人会、小学校等と連携し、環境美化活動として、主に植栽活動を行っているボランティア団体です。


活動範囲

季美の森地区の様子

 季美の森地区とは、大網白里町の北東部に位置し、一部東金市にまたがっている、10年前に開発されたニュータウンです。
 活動範囲はその南地区、南一丁目から五丁目で世帯数は約1,240、人口約3,460人です。各丁ごとの自治会があり、連合自治会(ホームオーナーズクラブ)はその5つの自治会で構成されています。


組織

活動の道具

 会員は延べ19名、現在は12名で、全員が活動地区内に居住しています。
 生涯大学園芸科等で学んだ知識を基に活動を行っています。


活動資金

  1. 年会費:1人1,000円。
  2. まちの補助金:大網白里町のボランティア団体に対する『花とふれあいのある町づくり推進事業』です。20年前にスタートした『花いっぱい運動』という事業の二本柱の一つ、地域のボランティア団体への助成によるものです。
  3. セブンイレブンみどりの基金:毎年応募、隔年で3回該当しています。厳しく、詳細な報告が必要となります。

    活動の道具


  4. 連合自治会補助金

  5. そばうち教室と園芸教室(ともに年2回開催)による収入
  6. イオン:イエローレシートを活用しています。

活動内容

花壇の様子

  1. 1から3号花壇の管理・運営
     サルビア・マリーゴールド・ひまわり・多種の葉牡丹等、春夏秋冬と趣を変え、花壇の場所によっても花の種類を変えて、年間を通した植栽計画で様々な工夫をこらしています。
     芝生で材料費の調整を行っています。
  2. 小学校の花壇の定植・管理作業
  3. 小学校の総合学習での育苗指導
  4. 園芸教室(年2回)そばうち教室(年2回)の開催
  5. 神社の清掃 年3回(春・夏・年末)
  6. 自治会のお祭りや行事(餅つきや芋煮会、夏祭り)に参加
    夏祭りでは、自作の焼きとうもろこしとひまわりポット苗を配布しています。

視察の様子


活動記録の作成

写真による活動記録1 写真による活動記録2 写真による活動記録3


 花壇での年間を通した植栽計画に基づいた活動や小学校での育苗指導、自治会の祭り等の活動時に写真を撮って活動の記録を作成しています。この活動記録や活動実績により、近隣のみなさんや自治会、助成してもらっている企業等に理解を深める努力を重ねています。

活動のPR

今年は夏祭りの時に、季房会活動状況を説明する看板を2枚作成して、とうもろこし配布場所に設置し、チラシをつけて、焼きとうもろこしを配りました。
 『継続』することが重要だと考えています。そのための努力が周りに理解してもらうための一番のPRです。助成を行う企業や商店街側は利益を追求するものなので、そういうところも考えていかねければなりません。地域での環境美化活動が大網白里町全体の美化活動にも非常に役立ち、街の価値、しいては自分の家の資産価値も向上して、経済効果につながっていくものと考えています。
 また、資産価値向上のために、地域のみなさんが環境美化に取り組んでいくことに同じ方向を向いています。

今後の問題点

 現在、財政面は確保できていますが、高齢化による労力の面での問題があります。現在の活動を継続するために今後とも連合自治会や老人会と手を組んでいきたいと考えています。

現地ワークショップの様子

ATM鎌ケ谷メンバーの感想 視察を終えて

  • 資金集めには様々な工夫が必要であると解りました。
  • 季美の会は広範囲を少人数で活動しているので苦労している面がありましたが、ATM鎌ケ谷の場合は狭すぎて苦労するのではないかと思いました。
  • ATM鎌ケ谷と同様に人員集めに苦労している面があり、その工夫が参考になりました。
  • 季美の会の方々は、自分たちの住むまちの価値を上げるのは自分たちであるという認識がしっかりしていることを感じました。ATM鎌ケ谷でもそういう意識を持った人々が増えれば良くなると思いました。
  • 葉牡丹の植栽をぜひ、ATM鎌ケ谷でも取り入れていきたいと考えています。
  • 周りの人々に、自分の家だけでなく地区内の美化に理解をしてもらう努力を続けていくことが必要だと実感した。
  • いろいろな団体と連携を模索している姿がありました。次の世代にどう繋いでいくかという、将来に向かったあり方が印象的でした。
  • 駅前自治会ではATM鎌ケ谷に対する協力を役員会で提案してみようと考えています。
  • 市には、資金面だけでなく、知識・経験・情報を大いに提供してもらいたいと思います。⇒市では今後も市民と協働で進めていきたいと考えています。ハード面でも速くフィールドを造っていきたいと考えています。
  • 『継続することは最大のアピールである』という言葉が印象的でした。
  • 楽しみながら様々な工夫をして活動していて、ポジティブなところが良かったと感じました。

問い合わせ

都市建設部 都市計画課 まちづくり室

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎4階

電話:047-445-1433

ファクス:047-445-1400

お問い合わせメールフォーム

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