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かまがや取材日記 気になるスポット3 平成31年3月25日

更新日:2019年4月1日

「捕込(とっこめ)」は大きな”鍋”

 江戸時代、鎌ケ谷の台地のほとんどは軍馬の放牧地「牧」でした。幕府直轄の小金牧を構成していた5牧の一つ「中野牧」です。馬は放し飼いにされていたため野馬と呼ばれ、幕末には小金牧全体で約1,000頭の馬がいたそうです。


 

 市内には、馬が村に侵入しないための「野馬土手」や、江戸へ送る良馬を選ぶため野馬捕りを行う施設「捕込(とっこめ)」の跡が残っています。


 

 貝柄山公園北口近くにある捕込(東中沢二丁目)に行ってみました。入り口は、ちょっとわかりにくいのですが、国道464号横の駐車場の奥にあります。目印は石碑と案内板です。捕込は、外見はこんもりとした雑木林に見えますが、落ち葉を踏みながら中へ進むと、内部は2.5メートルから4メートルの土手で回りをぐるりと囲まれた平らな空間。まるで大きな鍋の中にいるような感じです。


 

 広さは約7,000平方メートルあったと推測され、馬を追い込み捕らえる「捕込」と、江戸へ送る馬などをとどめておく「溜込(ためごめ)」、野に返す馬を集める「払込(はらいごめ)」の三区画からなっていたそうです。野馬捕りの際は、大きな“鍋”が馬でいっぱいになり、さぞ勇壮でにぎやかな景観だったことでしょう。


 

 埼玉県から訪れたという夫婦らしい中年の男女と立ち話をしました。新京成線の各駅周辺を散策しており捕込にも立ち寄ったとのことでした。「珍しいものが残っていますねえ」と興味深そうに写真を撮っていた男性が「江戸時代には大きな戦争がなく比較的平和だったので、ここの馬ものんびり暮らしたのかな」と言いました。


 

 それを聞き、江戸後期の浮世絵師、歌川広重の「冨士三十六景 下総小金原」の絵の情景が頭に浮かびました。さえぎるもののない荒野が延々と続く小金牧。前面に水を飲もうとする馬を大きく描き、奥にはもう一匹の馬。遥か地平線上に富士山を望むという構図です。かつて小金牧では広重が描いたように馬たちがのびのび駆け回り、おなか一杯草を食んでいたことでしょう。


 


 市内には捕込のほか、東初富一丁目に野馬土手の跡もあります。初富小学校グラウンド西側の土手で、平成19年に捕込とともに国の史跡「下総小金中野牧跡」に指定されました。


 

 なお、4月6日(土曜日)に貝柄山公園と捕込で「とっこめ桜まつり」が開催されます。乗馬体験や捕込の見学、野馬クッキー販売など盛りだくさんのイベントが行われます。よかったら、足をお運びください。(雨天・荒天中止)

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電話:047-445-1073

ファクス:047-445-1400

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